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〈時事解説〉 国際映画祭で評価される邦画 2023年6月28日

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第25回上海国際映画祭の会場となった映画館=中国上海市(共同)
第25回上海国際映画祭の会場となった映画館=中国上海市(共同)

 「第25回上海国際映画祭」が6月9日~18日(現地時間)まで開催されました。
 
 映画文化と映画産業の発展のため、毎年10日間の映画祭期間中、約500作品が上映されています。そのうち、40を超える邦画が出品されました。
 また、映画祭に合わせて、マーケットやプロジェクト、フォーラムなどの業界イベントも開催され、中国やアジア市場進出への窓口にもなっています。

 趣味が映画鑑賞の私は、国際映画祭に興味を持ち、邦画が評価されていると知り、とてもうれしくなりました。
 特に今回、3冠を受賞した、「658km、陽子の旅」(熊切和嘉監督)は見てみたい作品の一つです。
 かつて父に夢を反対され、フリーターとして過ごしてきた就職氷河期世代の陽子が主人公。大嫌いだった父の訃報を受け、24年間帰っていなかった故郷の青森に東京から向かいます。
 しかし、途中のサービスエリアで置き去りに。ヒッチハイクの道中でさまざまな人と出会いながら、青森を目指します。孤独だった過去と相対する力強い物語です。

 就職活動を控える私は、就職氷河期の厳しさを知り、衝撃を受けました。若き日の父の姿を通して、陽子の心がどう動いていくのか、映画が公開されたら、ぜひ見に行きたいです。(ゆうたぬ)



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