• ルビ
  • シェア
  • メール
  • CLOSE

〈大学校生とナットクTALK〉 人に語れる体験がありません 2024年8月25日

 男子部大学校生からの質問に答える連載「大学校生とナットクTALK」。今回のテーマは「人に語れる体験がありません」。渡辺ニュー・リーダーが、会合に出ての胸の内を安藤本部長に語ります。

登場人物

 安藤本部長 学会活動と育児に全力投球の36歳。
 
 渡辺ニュー・リーダー 男子部大学校7期生。社会人3年目の25歳。

小さな成長の積み重ねが確信に

 安藤本部長 今回の定例会も、心に響く内容だったね!
 
 渡辺ニュー・リーダー 折伏に挑む同世代のメンバーから刺激をもらいました。皆さん、ありのままの信心の体験を語っていて、感心しながら聞いてました。
 
 安藤 渡辺くんも、男子部大学校に入ってから、勤行・唱題を実践しているよね。本当にすごいことだよ。
 
 渡辺 先輩が一緒に唱題してくれるおかげで、続けられています。僕も仏法対話に挑戦した方がいいとは思うんですけど、人に語れるような体験がなくて、今の自分には難しいなって思ってて……。
 
 安藤 その悩み自体が尊いね。渡辺くんは祈り始めて、変わったことはあったかな?
 
 渡辺 大したことではないんですが、かつては定めた目標を途中で諦めがちだった自分が、唱題を継続できていることに驚いています。今、仕事で成果を出したいと思っていて、祈る中で自分の段取りや言動を見つめ直しているんです。これから少しずつ改善したいと思ってます。
 
 安藤 それは、すごいね! 祈りを通じて実感した成長は、どんなに小さなことであっても、自分にしかない確信への原体験になっていくよ!
 
 渡辺 確かに最近、「環境や自分の弱い心に負けたくない」と思えるようになりました。僕はすぐに結果が出ないと投げ出してしまいがちなので、定例会で学んだ「持続の祈り」を大切にしたいです。
 
 安藤 池田先生は「地道に精進を重ね、持続の信心、水の流れるような信心を貫いた人が、最後は勝ちます」とつづられているよ。この着実に進む生き方の積み重ねが、永遠に崩れない確信の体験につながっていくはずだよ。
 
 渡辺 安藤さんは、どのように確信を得たんですか?
 
 安藤 仏法対話への挑戦がきっかけなんだ。友の幸福を祈り、知恵を絞って励ます中で、その友人だけではなく、他の人への言葉のかけ方や振る舞いも変わったと実感したんだ。ほどなく悩んでいた職場の人間関係が解決した時、“この信心はすごい!”って心の底から思ったよ。
 
 渡辺 相手に元気になってほしいとの真心と行動によって、自分がそこまで変わったなんて、カッコいいです。
 
 安藤 渡辺くんには、自分だけでなく、ぜひ他者の幸福も祈ってほしいな。御書には「人のために灯をともしてあげれば、自分の前も明るくなるようなものである」(新2156・全1598、通解)とある。自分が思った以上に大きく成長できるよ!
 
 渡辺 ちょっと心が軽くなりました。仏法対話に挑戦できるように、友人の幸福を祈ることから始めてみます!

動画

SDGs✕SEIKYO

SDGs✕SEIKYO

連載まとめ

連載まとめ

Seikyo Gift

Seikyo Gift

聖教ブックストア

聖教ブックストア

デジタル特集

DIGITAL FEATURE ARTICLES デジタル特集

YOUTH

三井住友銀行が、閉鎖した出張所を改装した施設「アトリエ・バンライ」のプレオープンイベント。子どもたちが金融経済教育を体験した=3月26日、東京都板橋区

劇画

劇画
  • HUMAN REVOLUTION 人間革命検索
  • CLIP クリップ
  • VOICE SERVICE 音声
  • HOW TO USE 聖教電子版の使い方
PAGE TOP