自宅の観葉植物に先日、新しい葉が生え始めているのを見つけた。酷暑が続いたため、丁寧に水やりを行ってきた。葉は最初、みずみずしい薄緑色で柔らかかった。だが日ごとに緑の濃さを増し、しっかりとした、いでたちとなった。葉は今この瞬間も、少しずつ成長しているのだろう▼ある男子部本部長は毎日、御書の研さんに挑戦してきた。最初は読むのに苦労したが“1日1行でもいい”と決め、地道に励んだ。そして大難を勝ち越えた日蓮大聖人の御境涯に触れ、“自分も強くあろう”と人知れず決意を新たにした▼そうした中、いつしか心境の変化があったという。彼は語った。「今まで悩んでいたことで右往左往しなくなり、心がブレなくなりました」。今では毎週、本部の活動者会を開き、御書から得た感動を皆に伝え、共感を広げている▼池田先生は「妙法の真の功徳は、『冥益』である。木が、目には見えないが、年輪とともに、高く大きく大樹に育っていくような勝利の人生となる。そのために、着実にして堅実な信仰即人生が大切なのである」と▼誰が見ていようがいまいが、まず自分が挑戦することである。一日また一日、「信行学」の基本に徹し、わが胸中に福徳の大樹を育んでいこう。(轍)
自宅の観葉植物に先日、新しい葉が生え始めているのを見つけた。酷暑が続いたため、丁寧に水やりを行ってきた。葉は最初、みずみずしい薄緑色で柔らかかった。だが日ごとに緑の濃さを増し、しっかりとした、いでたちとなった。葉は今この瞬間も、少しずつ成長しているのだろう▼ある男子部本部長は毎日、御書の研さんに挑戦してきた。最初は読むのに苦労したが“1日1行でもいい”と決め、地道に励んだ。そして大難を勝ち越えた日蓮大聖人の御境涯に触れ、“自分も強くあろう”と人知れず決意を新たにした▼そうした中、いつしか心境の変化があったという。彼は語った。「今まで悩んでいたことで右往左往しなくなり、心がブレなくなりました」。今では毎週、本部の活動者会を開き、御書から得た感動を皆に伝え、共感を広げている▼池田先生は「妙法の真の功徳は、『冥益』である。木が、目には見えないが、年輪とともに、高く大きく大樹に育っていくような勝利の人生となる。そのために、着実にして堅実な信仰即人生が大切なのである」と▼誰が見ていようがいまいが、まず自分が挑戦することである。一日また一日、「信行学」の基本に徹し、わが胸中に福徳の大樹を育んでいこう。(轍)