〈地理学者・牧口常三郎の「人生地理学」――その精読の試み〉15 東京学芸大学名誉教授 斎藤毅 2025年5月4日
宇宙から見たギリシャ。牧口先生は気界（大気）と陸界、水界の境界を「気岸線」と名付け、気岸線と文明の関係を考察。ギリシャに古代文明が花開いたのは気岸線が長いからと論じた（ManuMata/PIXTA）
今回は、第15章の「大気」と、第16章の「気候」の一部を併せて読みましょう。
「大気」の章は、「気界と人生」「空気」など、4節から成っています。
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