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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 6月7日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年6月2日

  • 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

 BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が6月7日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。

 同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

 あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

6月7日放送 〈File.193 福島県富岡町/渡邉優翔さん〉
「花」で町の復興をと移住・起業

 渡邉優翔さんは福島県須賀川市の出身。震災の発生時は小学4年生だった。同市は内陸部にあるため、津波の被害は免れたものの、福島第一原発の事故による「風評被害」に悩まされることになった。

 実家が営む観光農園では、それまで毎日のように訪れていた観光バスが途絶え、来園者の中には、放射能を恐れて防護服を着てくる人もいたという。学校でも校庭で遊べなくなるなど、これまで当たり前だった「日常」が制限され、不安と不満が募るばかりだったと振り返る。

 現在、富岡町で起業し、お酒の製造・販売と造園業を手がけている。300年以上続く家業のつつじ園を継ぐため、東京の大学で造園を学んでいる時、新型コロナウイルスの感染が拡大し、園の経営が悪化。観光農園以外の新たな事業展開を模索する中で、花酵母を使ったお酒に着目した。

 そして、富岡町のJR夜ノ森駅舎に咲くおよそ6000本のつつじが、除染のために伐採されるというニュースを目にする。町の花として親しまれてきたつつじを再生させることが、町の復興につながるのではないか、花に恵まれたこの地域を守ることが、自分の使命なのかもしれない――そんな思いから、富岡町での起業を決意した。
 そんな渡邉さんの「今」と「10年後の目標」とは?

 BS-TBSの番組紹介ページ

 これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

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