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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 8月16日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年8月12日

  • 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

 BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が8月16日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。

 同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

 あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

8月16日放送 〈File.203 宮城県仙台市/武林里穂さん〉
被災した子どもの「学び」を支援

 震災の発生時、武林里穂さんは高校2年生(17歳)。自宅で勉強をしていて、突然、激しい揺れに襲われた。テレビで頻繁に映される、黒い波が街をのみ込んでいく「信じ難い映像」に強い恐怖を覚えるとともに、「家族も家も無事だった自分が、『被災者』を名乗っていいのだろうか」と、ずっと葛藤を抱えていたという。

 学校が再開したある日、沿岸部に住む友人の姿を見つけた先生が、友人を強く抱きしめた。「よく生きていた」と叫んでいるようにも見え、その光景が強く心に残ったと振り返る。

 現在、仙台市のチャンス・フォー・チルドレンという公益社団法人に勤めている。東日本大震災をきっかけに設立された団体だ。被災した子どもや、経済的に困難を抱える家庭の子どもたちに、塾や習い事に通うための「クーポン」を提供し、学びの機会を支援している。

 震災当時、何もできなかったという後悔から、「自分にできることを」と、大学時代にボランティアとして、この団体の活動に参加。卒業後は教員として2年間勤務し、その後、再び団体に戻って子どもたちの支援に取り組んでいる。 
 「この活動をさらに全国に広げ、たくさんの子どもたちが自分のやりたいことに挑戦できるようになればうれしい」と語る。そんな武林さんの「今」と「10年後の目標」とは?

 BS-TBSの番組紹介ページ

 これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

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