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カタールで世界社会開発サミット 2025年11月20日
国連主催 SGIの代表が出席
第2回世界社会開発サミットが4日から6日(現地時間、以下同)にかけてカタールの首都ドーハで行われ、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が出席した。
これは、世界的に格差の拡大や急速な技術革新が進む中で、SDGs(持続可能な開発目標)において掲げられた「誰も置き去りにしない」社会の実現に向けて、改めて国際社会の歩みを強化するべく国連が主催したもの。
このうち5、6の両日にはサミットの公式関連行事として「市民社会フォーラム」が開かれ、5日にはSGIの代表が共同責任者を務めるFBO(信仰を基盤とした団体)連合がイベントを行った。ここでは、宗教的・倫理的理念に根ざして社会の包摂性を高める方途を議論した。翌6日のフォーラム閉会式ではSGI国連事務所のアイビー・クック氏がパネリストの一人として登壇し、議論の模様を報告。連帯や希望を育む存在としてのFBOの果たす役割や主張を共有した。
これに先立ち3日には、サミットの公式関連行事としてSGIと国連人権高等弁務官事務所などが共催し、人権教育がいかにジェンダー平等を促進するかをテーマにオンラインイベントを実施。SGI国連事務所のエリザ・ガゾッティ氏が、SGI等が制作した人権教育映像「チェンジメーカー――若き人権教育者のストーリー」を紹介した。
また6日には、地域コミュニティーの強化に焦点を当てた公式関連行事も開かれ、SGI開発・人道担当プログラムコーディネーターの赤須清志氏が登壇。東北青年部の“地域学”運動を通し、世代間の協働の重要性に言及した。














