〈小説『人間革命』起稿60周年――生命の刻印 間断なきペンの闘争〉第10回 精神の正史 2024年10月21日
胸中で恩師と対話しながら、ペンを握り続けた池田先生(1971年4月、東京・信濃町の聖教新聞本社〈当時〉で)。小説『人間革命』の「あとがき」に先生は記した。「創価桜の大道を行く私の胸のなかに、(戸田)先生は今も生き続けている。とともに、同志の心のなかにも、先生が永遠に生き続けることを念じてやまない」
第2代会長の戸田先生が、「妙悟空」のペンネームで記した小説『人間革命』は、1951年4月20日、聖教新聞の創刊号から連載が始まった。
物語の後半、国家諫暁に…
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