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“バトン”を受け継ぎ完成させたヒューマン時代劇 佐々木蔵之介主演 映画「幕末ヒポクラテスたち」 〈シネマ〉 2026年5月7日

  • 5月8日(金)から全国公開

 「医学の父」とうたわれる、古代ギリシャのヒポクラテスは「人生は短かし、医術の道は長し」との言葉を遺した――その偉人の名を冠した、佐々木蔵之介が主演する映画「幕末ヒポクラテスたち」が、5月8日(金)から全国公開される。これに先立ち、同作の撮影が行われた東映京都撮影所と、それに隣接する東映太秦映画村で、トークイベントなどが実施され、佐々木のほか、森重晃プロデューサー、緒方明監督らが登壇し、作品への意気込みなどを語った。

蘭方医・大倉太吉役を務める佐々木蔵之介
蘭方医・大倉太吉役を務める佐々木蔵之介

 本作は、幕末の京都のある村を舞台に、蘭方医の主人公・大倉太吉(佐々木)が、貧富や身分を問わず市井の人々を救う姿が描かれている。太吉は、漢方医の荒川玄斎(内藤剛志)と、日々論戦を繰り広げる犬猿の仲だった。そんなある日、気性の荒い青年・相良新左(藤原季節)の命を救ったことを機に、人生が大きく変化していく。
 
 この作品は、京都府立医科大学の創立150周年記念事業の一つとして企画された。同大学医学部の卒業生である故・大森一樹さんは、監督キャリアとしては珍しい、医師免許を持った映画監督として知られる。

◆本作の構想は2022年から

 本作の構想を描くも、2022年に白血病のため亡くなり、製作の道は絶たれたかに思えた――。しかし、大森さんを師と仰ぎ、彼の作品で助監督を務めた緒方監督らがその志を受け継ぎ、映画化に向けて奔走。“遺作”として完成させた。
 
 主演のオファーについて、京都出身の佐々木は「大森さんが作ろうとしていた、その“バトン”を託してくださるということ、しかも京都が舞台で、普段話している京都弁で話せるのもすごい縁だと思いました」と、心情を吐露した。
 
 司会から、映画について大森さんにどのように報告したいかと問われた森重プロデューサーは、「大森はいなかったけど、おもろくなったやろと言いたい」と述べつつ、「昔から大森さんは身の周りにいる人を映画に出演させる人で、今回は彼の孫たちが出演していて、そういった演出も彼は喜んでいると思います」と、感慨の思いをにじませた。

◆緒方明監督「非常にクレバーなパートナーに恵まれた作品に」

 緒方監督は、「西岡琢也さんの脚本と、佐々木さんという非常にクレバー(素晴らしい)なパートナーに恵まれて、大変楽しい映画が作れたと思います」と述べ、時代劇特有の難しさについては「(佐々木の演技に)舌を巻きました」と感嘆した様子を見せた。
 
 最後に、幼い頃から映画村にも遊びに来ていたという佐々木は「キャストやスタッフを含め、皆でバトンを渡し合って作ったこの時代劇が、末長く愛されていってほしいなと思います」と、希望を熱く語った。
 
 思いを共有する“同志たち”の奮闘により、紆余曲折を経て映画化された作品が、いよいよ観客の元に届けられる。
 
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