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〈ひと・まち・絆〉 福岡・福岡市中央区「和ビストロ KIKI」ほか 2025年7月15日

  • 奮闘する友のお店を訪ねて
【福岡 福岡市中央区】和ビストロ KIKI
笹原さん㊧と妻の浩子さん。隠れ家のような落ち着いた空間には、有名人が立ち寄ることも
笹原さん㊧と妻の浩子さん。隠れ家のような落ち着いた空間には、有名人が立ち寄ることも
幸せ湧きでる創作料理

 福岡・薬院駅から徒歩約6分、路地裏にひっそりと立つ「和ビストロ KIKI」。店主の笹原勉さん=博多常勝区・春住支部、先駆長(ブロック長)=が手がけるのは、和と洋が溶け合う創作料理の数々だ。
 中華、フレンチ、イタリアンと、幅広い経験に基づく彩り豊かな料理には、遊び心と、この道41年の技が光る。昨年8月、妻・浩子さん=支部副女性部長=と店をオープン。1年足らずで地元メディアに広く紹介される人気店となった。
 店名の「KIKI」はハワイ語で“湧きでる”の意味を持つ。「幸せが湧きでるように」という願いを込め、徹底した衛生管理のもと、丁寧に盛り付けられた料理がテーブルに並ぶ。
 店主の“きまぐれ”メニューも好評。「信心で受けた恩を、お客さまが笑顔になれる料理でお返ししたい」と、夫婦で広布の実証を示そうと誓う。

鮮やかな見た目でも楽しめる創作料理は、和と洋が溶け合う一期一会の味
鮮やかな見た目でも楽しめる創作料理は、和と洋が溶け合う一期一会の味
【栃木 宇都宮市】「MICHEL KLEIN HOMME」「GARNIER」 福田屋ショッピングプラザ宇都宮店
息子の一生さん㊨と共に、気さくな人柄と的確なアドバイスで顧客からの信頼が厚い菊池さん
息子の一生さん㊨と共に、気さくな人柄と的確なアドバイスで顧客からの信頼が厚い菊池さん
すてきな身だしなみを提案

 「“すてきな身だしなみ”をつくる手伝いをしています」と語る菊池巌さん=宇都宮戸田県・宇都宮支部、地区部長=は、宇都宮市内の商業施設でファッションブランドの直営店を営む。
 21歳の時、“かっこいい大人”に憧れてアパレル業界へ。36歳で独立したが、資金繰りに苦労したことや売り上げが低迷した時期もあった。それでも、「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちい給うべし」(新1623・全1192)との御金言を心に刻み、誓願の題目で自分を磨きながら、一つ一つ乗り越えてきた。
 悩みを信心で克服したからこそ「お客さまに寄り添う心を養えた」と菊池さん。共に店舗に立つ息子の一生さん=地区幹事=は、「父の“一人”を大切にする姿勢はすごい」と、ほほ笑む。
 旧交を温めながら、新たな顧客に満足してもらえるよう、店先には、きょうも父子の明るい笑顔が輝く。

服装は十人十色。一人一人に合ったコーディネートの提案を心がけている
服装は十人十色。一人一人に合ったコーディネートの提案を心がけている
【青森 青森市】生花専門店「よこおか花壇」
誠実な、そして感謝の心を込めた仕事ぶりで信頼を築き、長く愛される生花店を営む横岡さん
誠実な、そして感謝の心を込めた仕事ぶりで信頼を築き、長く愛される生花店を営む横岡さん
生花本来の良さを届ける

 花を生ける腕と誠実な仕事でつないできた生花専門店「よこおか花壇」は、今年で創業43年。長年の栄枯盛衰を生花店主として見届けてきた横岡岩夫さん=青森東圏・幸福支部、副支部長=が、一代で築いた。
 生花本来の良さを届けたいとの思いから専用冷蔵庫は設置しない。購入してくれた客の手元で一日でも長く美しさを保てるよう、仕入れにはこだわりを持つ。また、手がけるブーケやフラワーアレンジメントは好評で、長年、教室も開催している。
 入会5年目の時、青森市を訪問した池田大作先生との出会いを刻んだ。全魂の激励で同志を鼓舞する姿を目に焼き付けた。その後も先生が来県するたび、師の激励行に添える花を選び、届けてきた。
 花は人生の節目を飾り、彩り、安らぎを与える。その一端を担うからこそ、全ての仕事に心を込める。

要望を受けてすぐに作り上げた、フラワーアレンジメント
要望を受けてすぐに作り上げた、フラワーアレンジメント
【岡山 瀬戸内市】焼き肉店「しもふり亭」
安達さん㊨と妻・みどりさん。どんな困難も、強き祈りで乗り越えてきた
安達さん㊨と妻・みどりさん。どんな困難も、強き祈りで乗り越えてきた
苦難の先に 満足の味

 やわらかな肉が口の中でとろける。上質な国産肉を振る舞うのは、焼き肉店「しもふり亭」の店主・安達正樹さん=瀬戸内圏・東邑久支部、開拓長(ブロック長)=と、妻・みどりさん=地区副女性部長。
 岡山市内で場所を借りて飲食店を経営していた頃、山口開拓指導で池田先生と共に戦った先輩から“しっかり信心に励み、自分の店を”と指導された。1992年4月、瀬戸内市に自身の店を構えた。だが数年後、BSE(狂牛病)が流行し、1頭分の肉を廃棄するなど厳しい経営が続いた。広布の会場兼自宅で祈りを重ね、学会活動に励む中で窮地を脱した。コロナ禍に見舞われた時も、信心を根本に営業を続けた。地域に愛されて33年。今では県外からの客足も途絶えない。
 「苦労した分、今、お客さんの喜ぶ顔を見られることがうれしい」と夫妻は口をそろえる。

大人気のファミリーセット。「これが本当にうまいんです」と常連客
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