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◆父子の絆――創立者の心刻む学舎 レオナルド・ダ・ヴィンチ像 2025年1月19日

 真理を探究し続ける鋭いまなざし。手には無限の創造性を象徴するノートとペン。創大本部棟のロビーに悠然とたたずむ「レオナルド・ダ・ヴィンチ像」の英姿は、訪れた人々の心をひきつける。
   
 台座を含めると、高さ4・8メートルに達する堂々たる像が除幕されたのは、1999年11月1日、本部棟の完成から約半年後のことだった。創立者・池田先生は、その2日後にダ・ヴィンチ像を視察。しばし“偉人の魂”と心で語り合った。
   
 後年、先生はその時の心情を述懐している。
   
 “「汝、奮起せよ!」「精神の鍛錬なしには堕落する」――ルネサンスの巨人は、そう鼓舞しているようだった”と。
   
 画家、彫刻家、科学者、工学技術者、音楽家……人間の可能性が無限であることを証明するかのように、多彩な才能を発揮し続けた“万能の天才”。その栄光の陰には、底知れぬ労苦と不断の努力があったことを、先生は訴え続けてきた。
   
 ある時、先生は語った。
   
 「万般の学問に価値創造の探究を広げていったダ・ヴィンチの姿は、私には、戸田先生と二重写しになって迫ってくる」
   
 そして恩師から受け継いだ価値創造の志を託す思いで、池田先生は創大生に次の言葉を送った。
   
 「この新しき舞台から、『21世紀のダ・ヴィンチ』が、いよいよ颯爽と羽ばたきゆくことを、私は深く信じてやみません」
   
 この先生の思いを胸に、創大生は社会の各分野に飛翔し、創造と探究の挑戦を続けている。

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