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第30回ディベート甲子園全国大会で東京・創価中が優勝 2025年8月5日
- 創価高は第3位 関西中・高も健闘

優勝に輝いた創価中学の創価雄弁会(泥谷咲部長)と、堂々の第3位を獲得した創価高校の創価雄弁会(山口康一部長)

執念の弁論を繰り広げた関西創価中学のディベート部(齋藤和華部長)と関西創価高校のディベート部(山本薫部長)
第30回「全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)」(主催=全国教室ディベート連盟)が2日から4日まで、千葉大学・西千葉キャンパスで開催された。
創価中学・高校(東京・小平市)の創価雄弁会と関西創価中学・高校(大阪・交野市)のディベート部の4チームが出場。東京中が「中学の部」で見事、優勝を果たした。さらに東京中は、ベストコミュニケーション賞を受賞。部長の泥谷咲さんがベストディベーター賞、担当の槙原宏樹教諭は最優秀指導者賞に選ばれた。

「ベストディベーター賞」を受賞した泥谷さん
また、「高校の部」に出場した東京高は鋭い議論で勝ち進み第3位に輝いた。関西中・高は予選リーグで惜しくも敗れたが、健闘した。
試合までの“準備が8割”といわれるディベート。説得力のある分析が勝敗を決するため“知の総合力”が試される。
創価の4チームは、“全員ディベート”をモットーに掲げ、与えられた論題に関する文献の収集や多様な視点での意見交換など、皆で大会に向けて準備を重ねてきた。
迎えた全国の舞台では、中学の部で「日本は中学生以下のSNSの利用を全面的に禁止すべきである」、高校の部で「日本はあらゆる犯罪を司法取引制度の対象とすべきである」について是非を議論。東京中は、一戦一戦を粘り強いディベートで勝利し、栄冠を手にした。泥谷部長は「感謝を胸に、最高の弁論ができました」と笑顔で語った。東京高は、予選リーグを全勝で突破し、堂々の第3位に。関西中・高は決勝トーナメント進出は逃したが、負けじ魂光る議論を展開した。

中学の部の決勝戦。東京中の生徒が熱い議論を交わした