〈創価学園Pick　up〉　2026年度入試制度の変更点

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〈創価学園Pick　up〉　2026年度入試制度の変更点 2025年6月16日

　2026年度入試から、東京・創価中学校と関西創価中学・高校の入試制度が一部変更されます。ここでは、各校の校長が語る制度変更のポイントや、受験生に向けた学園生の声を紹介します。

【関西高】遠方地域の受験生が受けやすく

〈関西創価高校　大月校長〉
　遠い地域に住む受験生が、より受験しやすくなりました。まず、「評定重視」の対象地域が広がります。これまでは通学可能地域に限定されていましたが、近畿圏（大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀）の専願受験生も対象になります。さらに、「近畿圏外推薦入試」において、出願資格となる9教科の成績合計の基準が、5段階評定で「38以上」から「36以上」へと緩和されます。
　これまで遠方に住んでいるからと、受験をあきらめていた方にも、ぜひ挑戦してほしいと思います。

〈原さつきさん（関西高1年）〉
　私は、評定重視の受験をし、資格試験の点数保障制度も利用しました。中学1年の時は、成績が良くなかったのですが、学校の定期試験の準備を入念に行う中で、成績を伸ばすことができました。
　評定を重視する試験制度は、自分にとって受けやすく、努力を全てぶつけることができました。未来の後輩たちと一緒に勉強ができるのを楽しみにしています！

【関西中】プレゼンなどを行う「自己推薦型入試」

〈関西創価中学校　古賀校長〉
　「自己推薦型入試」がスタートします。この方式では、当日提示されるテーマに基づいた400字程度の作文と、事前に準備した資料を使ったプレゼンテーションや質疑応答で選考を行います。
　筆記試験だけでは測れない能力や個性を発揮してほしいと思います。小学校生活を通して、音楽活動やスポーツ、学校生活などで自分らしく活躍している児童はたくさんいます。
　受験に迷っている方も、小学校生活の中で挑戦していることに自信を持ち、受験に挑んでほしいと思います。

〈古川佳美さん（関西中1年）〉
　関西中を訪れた際、学校の施設にワクワクして、受験しようと思いました。2科目受験に挑もうと、国語と算数の勉強に集中しました。加点の対象となる英検と漢検にも挑戦していたので、受験当日も緊張し過ぎずに取り組めました。宇宙に興味があり、学園でアースカム（NASAの教育プログラム）の活動をしたいと思っています。これからの中学校生活が楽しみです！　

【東京中】2科目受験型（国・算）を拡充

〈創価中学校　高柳校長〉
　大きな変更点は、2月1日実施の入試において、従来の「4科目受験型（国・算・理・社）」に加えて、「2科目受験型（国・算）」が選択できるようになることです。受験生の得意分野を生かす受験が可能になります。
　また、英検の取得級に応じた点数加算制度において、「準2級プラス」が追加されました。英語が得意な人は、ぜひ利用してください。
　引き続き、プレゼン型入試も実施します。これまでの受験ではハードルが高かった方も、ぜひチャレンジしてほしいです。

〈林原憲一さん（東京中3年）〉
　私は昨年、創価中学校のアメリカ創価大学研修に参加しました。初めての海外で緊張しましたが、英語の勉強を頑張る大きなきっかけになりました。東京中には、ほかにも楽しく学べる授業がたくさんあります。特に、同学年の友だちと教え合う雰囲気が大好きです。一緒に勉強する中で、語学力を伸ばせています。未来の学園生の皆さんも、楽しく勉強できますよ！