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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 2月15日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年2月15日

  • 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

 BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が2月15日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。

 同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

 あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

2月15日放送 〈File.177 宮城県塩釜市/鹿又陸さん〉
離島の森と海を守るサウナを

 震災の発生時、鹿又さんは高校2年生(17歳)。幸い、家族はみな無事だったが、塩釜市の沿岸部にあった自宅は全壊。地震と津波によって町が一瞬にして崩壊する光景を目の当たりにした。「インフラが最も人の役に立つ」と考え、将来は土木の分野で地元の復興に貢献したい、という思いが芽生えたと語る。

 現在、女川町の離島、出島で「JUURI SAUNA(ユーリ・サウナ)」という施設を運営している。大学卒業後に、横浜市役所で土木関係の仕事に就いたが、もともと興味のあったサウナを自分で手掛け、地元・宮城県で提供したいという思いから、開業に舵を切ることに。

 さまざまな場所を見て回る中で出合った出島は、自動販売機がたった一台あるだけ。手つかずの自然が広がる、理想の環境だった。「ここでサウナを開業し、地元に貢献する」と決心。杉林を間伐するところから始め、サウナの家屋の建材やサウナストーブの薪には、間伐材を利用した。

 さらに、ストーブの灰を森にまくことで土壌改善を促すなど、森を守ることで豊かな海を育むことを目指している。「サウナ運営を通じて出島の豊かな自然を守っていきたい」と語る鹿又さんの「今」と「10年後の目標」とは?

 BS-TBSの番組紹介ページ

 これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

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