- ルビ
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 1月4日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年1月4日
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が1月4日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
1月4日放送 〈File.171 宮城県石巻市蛇田/齋藤桃香さん〉

「自衛官×看護師」の誇りで
震災の発生時、齋藤桃香さんは中学1年生(13歳)。自宅にいた。内陸で津波の被害は免れたが、近隣の堀まで海水が逆流して道路が冠水。床上浸水の被害を受けた家屋も多くあったという。
自身の通う学校の体育館が避難所に。授業再開の見通しが立たない中、友人の安否も分からず、不安な日々を過ごしたと振り返る。
現在、自衛隊仙台病院で看護師として働いている。震災後、「石巻日日こども新聞」の執筆ボランティアに参加し、取材を通じて自衛隊の災害派遣活動に触れた。特に普段は一般診療を行い、有事や災害時には全国へ駆けつけるという、「日本全体を守る医療部隊」としての活動に、強く魅力を感じたと語る。
もともと医療の道を志していたこと、そして、自分も同じように災害時に人々を助けたいという思いから、看護師の道へ進むことを決めた。「自衛官×看護師」としての誇りを胸に、有事や災害に備えて日々仕事に取り組んでいる。そんな齋藤さんの「今」と「10年後の目標」とは?

BS-TBSの番組紹介ページ
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