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【電子版先行】東京創価小学校の新校舎 起工式を晴れやかに 2025年5月21日
- 開校50年目の2027年の完成へ

新校舎の完成予想図。体育館やグラウンドが隣接し、利便性も向上する
東京創価小学校(小平市、国分寺市)の新校舎の起工式が20日、晴れやかに行われた。
新校舎は小学校開校50年目であり、創価学園創立60周年となる2027年に完成予定。地上2階建てで、中央には吹き抜けの“ライブラリー空間”を設置し、児童がいつでも気軽に、本に触れられる工夫が随所に施されている。学年の枠を超えた児童同士の交流を活性化させる。
また、教室は開放感と柔軟性を兼ね備えたセミオープン型で、子どもたちの対話による学び合いをより促進していく。
新校舎は、地中熱を利用するなど、自然環境にも配慮。武蔵野の豊かな緑を存分に生かしつつ、児童に最適な教育環境を届ける。

新校舎の中央に位置する“ライブラリー空間”。静かに本を読める空間や児童の交流のスペースを配置し、皆が学びを楽しめる場所に
創立者・池田大作先生は、小説『新・人間革命』の中でつづっている。
「東京創価小学校は、未来の社会を担う人材を育む場所です。この学校から、21世紀の平和の指導者がたくさん育っていきます。世界にも羽ばたいていきます。校舎は、その成長の舞台です」
創立者の限りない期待を胸に、児童たちは新たなる“希望の城”の建設とともに、栄光と勝利の人生を進みゆく。
起工式では、吉郷正勝さん(6年)、那須川雅美さん(同)が新校舎誕生の喜びを語り、設計・施工各社の代表があいさつ。小島学園理事長が関係者に謝意を述べ、学園のさらなる発展に尽力したいと語った。
その後、くわ入れ等が行われた。

東京創価小学校の新校舎の起工式で、児童の代表がくわ入れを力強く(20日、東京創価小学校で)
東京小で29日に子育て応援企画
東京創価小学校の子育て応援のセミナーが今月29日午後7時から、オンラインで開催される。
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