- ルビ
〈はなさんキャラトーク〉 2026年3月7日
本紙で好評連載中の漫画「はなさん」の登場キャラクターが過去掲載回を取り上げて深掘りする「はなさんキャラトーク」。第19回は、主人公の矢島地区部長と、未来部の松田菜摘さんに語り合ってもらいます。テーマは「継承」。
矢島っちに質問!
どこまで答えられるか分かりませんが……なんでもどうぞっ。
広宣流布のビジョンってどれくらい中長期で持ててる?
中長期ですか……。池田先生は……。
第2の「七つの鐘」でしょ? “2050年までにアジアをはじめ世界の平和の基盤を築く”という。それは大方針であって、矢島っち自身のビジョンではないじゃん。
日蓮大聖人は「その国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ」(新1953・全1467)とおっしゃっているでしょ?
三丁目地区の矢島っちはどうするつもりなの? いつまでに社会をどうしたいのか。地域をどうしたいのか。
やはり鋭い質問……。そうやって問われて初めて、自分が“今ここ”の戦いしか考えられていないことに気付かされました。
私、いつも思うんだ。中長期のビジョンなしに、どうやって戦うんだろうって。矢島っちにはリアリティーがないかもしれないけど、私はまだ10代だから、うまくいけば22世紀まで生きられるんだよね。その時には、日本の政治状況も変わっているかもしれないし、創価学会や公明党だって、どういう形になっているか分からないでしょ?
そういう中長期の視野に立ってこそ、いかなる状況になっても普遍的な広宣流布のありようが見えてくるんじゃないかと思うんだ。
本当にその通りですね。私は40代前半だから、よくよく考えてみると、2050年でもまだ70歳にはなっていない……。それまでに自分の地域を、この社会をどうしたいのか。そして、そのために今から何をするべきなのか。真剣に、具体的に考えていかないといけませんね。
矢島っちの息子・大河君の世代なんて、そのほとんどが22世紀を迎えるからね。「令法久住」の観点からいえば、自分自身が生きている時代だけで考えていてはいけないと思うんだよね。
私から質問させてください。なっちゃんは、22世紀までの視野で広宣流布をどのように考えているんですか。
あくまで個人の意見だけど、私は“池田先生のことを尊敬する社会”になっていることが、広宣流布の理想の形だと思っているんだよね。
もちろん創価学会も、宗教である以上は布教が生命線なんだけど、入会するか否かは相手次第でしょ? 男子部の皆さんは最近、下種に力を入れているらしいけど、それって要は、この仏法の素晴らしさや、池田先生の偉大さを語り抜くことの重要性を強調しているってことだよね?
そう思います。最近の男子部の皆さんは、本当に頑張っておられます。
折伏相手が入会しなくとも、もっと言えば、対話の相手が他宗教の人でも、仏法のことを語り、池田先生のことを語り抜いていく。そして、池田先生の「人間主義」や「自他共の幸福」といった思想に共感し、先生のことを尊敬する社会を築いていく。それが広宣流布であり、世界平和のために私たちにできることだと思うんだ。
最後にもう一つだけ質問させてください。そのために大事なことは何だと思いますか。
宗教や政治以外にも、池田先生が残してくださった“全てのこと”に関心を持つことだと思う。小説『人間革命』『新・人間革命』みたいに文字で残されたものは十分に大切にされていると思うけど、池田先生は写真や書、詩といった芸術作品を数多く残しているよね。先生が残してくださった、あらゆることに弟子が関心を持ち、対話の引き出しを増やしていく。そうすれば、おのずとこれまで以上に、池田先生のことが社会に理解されるようになると思うんだよね。先生が撮られた写真には、先生の文章とは別の一面が見える気が、私にはするんだ。
写真には文字とは異なる“写真特有の言語”がある、という話を聞いたことがあります。なっちゃんの話を聞いていると、次に会館に行くのが楽しみになってきました。会館に飾ってある、先生が撮られた写真を、今一度しっかりと見てみようと思います!
次回は3月21日(土)付で漫画の予定です
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