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〈未来部育成のページ〉 “信じる力”が友の使命を開く 群馬・未来部大会で培った自発の心 2026年2月5日

 昨年、全国で「未来部大会(中・高等部大会)」が行われ、現役中高生のリーダーたちが創造性豊かな会合をつくり上げた。同大会は、今年も8月から10月を中心に各地で開かれる予定である。今回は、群馬未来部による昨年の未来部大会の取り組みと、企画・運営を担った代表メンバーの声を掲載する。

未来部大会の企画・運営を担った群馬未来部の代表が、笑顔はじける“本音トーク”を行った(先月、群馬文化会館で)
未来部大会の企画・運営を担った群馬未来部の代表が、笑顔はじける“本音トーク”を行った(先月、群馬文化会館で)

 各地で初の試みとなった昨年の未来部大会。群馬では四つの総県で、それぞれにぎやかに開かれた。

 総群馬未来部長の小野魁人さん、同女子未来部長の青山遥香さんは、「メンバーだけでなく、関わる担当者も一緒に成長できました」と、笑顔で口をそろえる。

 子どもたちが主体的に取り組めるように、どのような工夫を重ねたのだろうか。

打ち合わせは祈りを根本に

 群馬王者総県では、9月7日の本番に先立ち、6月末の平日夜に、1回目の打ち合わせをオンラインで行った。1時間の中で、自己紹介や、どんな内容にしたいかなど自由に意見交換。最後に、対面で行う次回の日程を決めた。

 メンバーは勉強や部活動、アルバイトなどで多忙だったが、彼ら彼女らの都合に合わせ無理のない頻度で、2~3週に1度、平日夜に実施した。

 打ち合わせの前には一緒に題目をあげる時間を設け、祈りを根本に準備を進めた。

子どものみで話し合う場を

 群馬池田総県のある日の打ち合わせでは、最初から最後まで子どもたちだけで意見を交わした。
 
 大人は席を外し、気兼ねなく話し合う場を持てたことで、絆が強まり、その後の準備も一層仲良く団結して取り組めた。

昨夏の群馬池田総県の企画会の様子。アイデアをホワイトボードに書き出し、活発に意見を交わした(群馬文化会館で)
昨夏の群馬池田総県の企画会の様子。アイデアをホワイトボードに書き出し、活発に意見を交わした(群馬文化会館で)
大人たちは陰でサポート

 子どもたちが出したアイデアを実現するために、大人たちは陰でサポートに徹した。

 群馬牧口総県では、さまざまなゲームを企画。その一つの「輪投げ」では、的となる台を持っていた担当者が自主的に持参した。

 ほかにも、準備に必要な備品は、大人が協力して、無理のない範囲でそろえた。企画を実現するために、メンバーと同じ心で動く中で、深い信頼関係が生まれた。

真心を込めた励ましの声かけ

 群馬戸田総県で中心的存在になっていた一人が、手術で入院することになった。本番前の打ち合わせに参加できず、不安な気持ちで過ごす友に、担当者は真心を込めて励ましの声をかけ、打ち合わせ内容も丁寧に共有した。

 その寄り添いのおかげで、メンバーは安心して当日を迎えられた。

 このように、群馬の未来部大会は、各総県・県の青年リーダーや、未来本部の友らの“メンバーの自発性・主体性を育もう”との強き祈りと団結によって、大成功を収めることができた。

 総群馬の小野未来部長、青山女子未来部長は、さらなる未来部育成への誓いを語る。

 「友の可能性を信じ抜き、毎回の未来部大会が“過去最高に良かった”と思ってもらえるよう、これからも全力で支え、励ましを送ります!」

【企画・運営を担った代表メンバーの声】
◆優月さん(高校2年)
どんな企画内容にしようか――夏休み中も真剣に検討を重ねた群馬戸田総県の友(群馬太田文化会館で)
どんな企画内容にしようか――夏休み中も真剣に検討を重ねた群馬戸田総県の友(群馬太田文化会館で)

 群馬戸田総県では、クイズ大会などを行い、充実した時間を送ることができました。

 どれだけの人が参加してくれるか不安だったので、担当者の皆さんにも協力してもらい、参加を呼びかけていきました。

 私も学校の友人を誘いました。都合が合わなかったため、参加してもらえませんでしたが、学会のことや未来部のことを話せて、良かったです。

 大会当日は、想像を上回る多くの人に来てもらえました。題目三唱の導師を担当しましたが、家でたくさん練習して臨んだので、緊張することなくできました。

 この経験を生かし、今年は最高学年として、後輩たちと一緒に楽しい未来部大会をつくっていきたいです。

群馬戸田総県の未来部大会。じゃんけんで勝った人の後ろに付いていく「ムカデゲーム」を行い、大いに盛り上がった(昨年10月、群馬太田文化会館で)
群馬戸田総県の未来部大会。じゃんけんで勝った人の後ろに付いていく「ムカデゲーム」を行い、大いに盛り上がった(昨年10月、群馬太田文化会館で)
◆和蓮さん(高校3年)
大会当日、群馬王者総県未来部の友が開会1時間前に集まって会場設営。参加者のために力を尽くした(昨年9月、渋川文化会館で)
大会当日、群馬王者総県未来部の友が開会1時間前に集まって会場設営。参加者のために力を尽くした(昨年9月、渋川文化会館で)

 群馬王者総県の実行委員の中で私だけが高校3年生で、意見の伝え方に悩んだ時がありました。

 そんな私に、担当者の方が、池田先生の『未来対話』にある“仲間を尊敬し、信頼し合えば団結は生まれる”との指針を紹介してくれたのです。その言葉に出あい、“学年に関係なく、発言しよう”と決意。遠慮せずに意見を言えるようになりました。

 迎えた大会当日は、仲間と力を合わせて「演技力ゲーム」などに取り組み、参加者の笑顔が絶えない楽しい時間をつくれたと実感しています。

 今春、専門学校に進学予定です。大会で培った経験を糧に“人々の笑顔のため”に尽くせる自身に成長し、夢の実現に向けて、努力を続けていきます。

群馬王者総県では「新聞紙タワー」作りに挑戦。制限時間内で最も高いタワーの作成を目指し、競い合った(同9月、渋川文化会館で)
群馬王者総県では「新聞紙タワー」作りに挑戦。制限時間内で最も高いタワーの作成を目指し、競い合った(同9月、渋川文化会館で)
◆獅子斗さん(高校1年)

 群馬池田総県は「他己紹介」や「歌詞読み上げクイズ」などに楽しく取り組みました。

 話し合いが進まず焦る時もありましたが、担当者の皆さんが、せかさずに見守り続けてくれたことがありがたかったです。

 大人抜きで打ち合わせをする機会があり、それによってメンバー同士の仲も一層深まりました。

 また、企画会で皆と一緒に唱題をしたことで、団結につながったと思います。

 自分はおとなしく、慎重な性格でしたが、未来部大会への意見交換をしていく中で、自発性や積極性を磨くことができました。

 今年は高校2年に進級し、“先輩”の立場にもなるので、少しでもリードできるような存在になります。

群馬池田総県で行われた「歌詞読み上げクイズ」。出題者がさまざまなジャンルの歌詞を読み上げ、皆で楽しく答えた(同10月、群馬文化会館で)
群馬池田総県で行われた「歌詞読み上げクイズ」。出題者がさまざまなジャンルの歌詞を読み上げ、皆で楽しく答えた(同10月、群馬文化会館で)
◆優花さん(高校2年)
大会の成功を祈り、夏から企画会を重ねた群馬牧口総県未来部の友(前橋平和会館で)
大会の成功を祈り、夏から企画会を重ねた群馬牧口総県未来部の友(前橋平和会館で)

 10人以上で実行委員を担った群馬牧口総県では、企画会の時からたくさんの意見が出て盛り上がりました。

 打ち合わせでは、事前に誰がリーダーをやるかは決めず、進行は日替わりで担当。おかげで、誰かに頼る空気感はなく、皆で支え合おうという温かい雰囲気で進められました。

 大会は2部形式で開催。それぞれの学校の文化祭を参考に、「射的」や「ボウリング」などのアトラクションや、チーム対抗のクイズ大会をにぎやかに行いました。

 主催者側になって感じたのは、大人の方々のサポートがあったからこそ、大会が成功したということです。その感謝の心を忘れず、勉強にも挑戦しながら、使命の進路を勝ち開いていきます。

学校の文化祭を参考に、射的などのゲームを実施した群馬牧口総県。多くの子どもたちが楽しんだ(同10月、前橋平和会館で)
学校の文化祭を参考に、射的などのゲームを実施した群馬牧口総県。多くの子どもたちが楽しんだ(同10月、前橋平和会館で)

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