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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 12月14日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 12月14日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送
2024年12月14日
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が12月14日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が12月14日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
12月14日放送 〈File.168 宮城県亘理町/太田遼太さん〉
12月14日放送 〈File.168 宮城県亘理町/太田遼太さん〉
「いちごの産地」を守る4代目
「いちごの産地」を守る4代目
震災の発生時、太田遼太さんは高校1年生(16歳)。仙台市内の高校に通っていたため、自身は被害を免れたが、沿岸部に住む家族の安否がすぐには分からず、とても不安だったという。
その後、家族の無事を確認。数日後、亘理町へ戻ってみると、そこに見慣れた町並みはなかった。自宅も、家業の「いちご栽培」用のビニールハウスも、全てが跡形もなく流されてしまっていた。「先のことを考える余裕もなく、その日その時を生きるのが精いっぱいだった」と当時を振り返る。
現在、郷里で、自身が4代目となる「いちご農家」を営んでいる。震災前、亘理町は全国的な「いちごの産地」として知られていたが、津波によって多くの農家が流された。しかし、国からの支援もあり、住民が一丸となって「亘理のいちご」を復活させようと、最新鋭の設備を備えた「いちご団地」を設営した。
自衛隊や全国からのボランティア、他県の農家からの支援を受け、年内には栽培から出荷にまでこぎつけた。この「人々が復興を目指し努力する姿」「町に活気が戻る様子」に刺激を受け、いちご農家を継ぐ決意が固まったのだと語る。
今、力を入れているのは、宮城県のオリジナル品種「にこにこベリー」。震災時に支援してくれた人々への感謝の気持ちを持ちながら、日々「いちごの産地」亘理町のために尽力している。そんな太田さんの「今」と「10年後の目標」とは?
震災の発生時、太田遼太さんは高校1年生(16歳)。仙台市内の高校に通っていたため、自身は被害を免れたが、沿岸部に住む家族の安否がすぐには分からず、とても不安だったという。
その後、家族の無事を確認。数日後、亘理町へ戻ってみると、そこに見慣れた町並みはなかった。自宅も、家業の「いちご栽培」用のビニールハウスも、全てが跡形もなく流されてしまっていた。「先のことを考える余裕もなく、その日その時を生きるのが精いっぱいだった」と当時を振り返る。
現在、郷里で、自身が4代目となる「いちご農家」を営んでいる。震災前、亘理町は全国的な「いちごの産地」として知られていたが、津波によって多くの農家が流された。しかし、国からの支援もあり、住民が一丸となって「亘理のいちご」を復活させようと、最新鋭の設備を備えた「いちご団地」を設営した。
自衛隊や全国からのボランティア、他県の農家からの支援を受け、年内には栽培から出荷にまでこぎつけた。この「人々が復興を目指し努力する姿」「町に活気が戻る様子」に刺激を受け、いちご農家を継ぐ決意が固まったのだと語る。
今、力を入れているのは、宮城県のオリジナル品種「にこにこベリー」。震災時に支援してくれた人々への感謝の気持ちを持ちながら、日々「いちごの産地」亘理町のために尽力している。そんな太田さんの「今」と「10年後の目標」とは?
BS-TBSの番組紹介ページ
これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。
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