〈Seikyo　Gift〉　地球民族の平和と共生の大海原を〈四季の輝き――池田先生の心〉　 〈Seikyo　Gift〉　地球民族の平和と共生の大（おお）海（うな）原（ばら）を〈四季の輝き――池田先生の心〉　 2025年10月25日

　【写真説明】1995年1月、池田大作先生は米ハワイで人間の安全保障をテーマに講演。滞在中の一葉である。直前に阪神・淡路大震災が発生。先生は出発を遅らせ、次々と救援の手を打った。帰国の際は関西に直行し、被災者を励まし続けた。
　60年10月、先生が世界広布への第一歩をしるしたハワイ。太平洋戦争開戦の地から始まった平和旅の焦点は常に、“人間”であった。
　終戦80年。師の心を継ぎ、平和の松明をともす旅を続けよう。太平の海を守るために。（8月10日付）
　
　

　【写真説明】1995年1月、池田大作先生は米ハワイで人間の安（あん）全（ぜん）保（ほ）障（しょう）をテーマに講演。滞（たい）在（ざい）中（ちゅう）の一（いち）葉（よう）である。直前に阪（はん）神（しん）・淡（あわ）路（じ）大（だい）震（しん）災（さい）が発生。先生は出発を遅（おく）らせ、次々と救（きゅう）援（えん）の手を打った。帰国の際（さい）は関西に直行し、被（ひ）災（さい）者（しゃ）を励（はげ）まし続けた。
　60年10月、先生が世界広布への第一歩をしるしたハワイ。太平洋戦争開戦の地から始まった平和旅の焦（しょう）点（てん）は常（つね）に、“人間”であった。
　終戦80年。師の心を継（つ）ぎ、平和の松（たい）明（まつ）をともす旅を続けよう。太（たい）平（へい）の海を守るために。（8月10日付）
　
　

　世界の平和、そして、人類の共生は、
　二十一世紀に託された
　夢であり、希望である。
　その実現へのもっとも確かな第一歩は、
　あらゆる差異を超えた
　「人間と人間の対話」である。
　　
　二十世紀、人類は、核兵器という
　魔性の産物をもたらしてしまった。
　二十一世紀を生きる私たちは、
　このあまりにも残酷な歴史を
　風化させることなく、
　断じて「核兵器なき世界」を
　築いていかなければならない。
　たった一つの地球を守るために、
　人類は一つになって
　進んでいかなければならないのだ。
　　
　仏法の人間主義に国境はない。
　いずこであれ、一人と心を通わせ、
　誠実に対話することから出発する。
　あらゆる次元で、
　グローバル化（地球一体化）が
　進む現代だ。
　だからこそ、
　「文明間の対話」「宗教間の対話」、
　その根本である「人間間の対話」が、
　今ほど待望される時代はない。
　　
　「平和の世紀」は、
　対話の英雄が創る！
　「人間の世紀」は、
　人間主義の人材が輝かせる！
　「生命の世紀」は、
　生命尊重の賢者が開く！
　地球を舞台に、若き弟子たちよ、
　君たちが指導者となって
　自由自在に乱舞しゆくのだ！
　人と人を繫ぎ、人類を結ぶのだ！
　　
　私たちは、一切を蘇生せしめていく
　妙法の音律を轟かせて、
　いかなる「暴力の連鎖」にも屈しない
　「人道の連鎖」をいやまして強め、
　地球民族の平和と共生の大海原を
　洋々と開いていこうではありませんか！

　世（せ）界（かい）の平（へい）和（わ）、そして、人（じん）類（るい）の共（きょう）生（せい）は、
　二十一世（せい）紀（き）に託（たく）された
　夢（ゆめ）であり、希（き）望（ぼう）である。
　その実（じつ）現（げん）へのもっとも確（たし）かな第（だい）一（いっ）歩（ぽ）は、
　あらゆる差（さ）異（い）を超（こ）えた
　「人（にん）間（げん）と人間の対（たい）話（わ）」である。
　　
　二十世紀、人類は、核（かく）兵（へい）器（き）という
　魔（ま）性（しょう）の産（さん）物（ぶつ）をもたらしてしまった。
　二十一世紀を生（い）きる私たちは、
　このあまりにも残（ざん）酷（こく）な歴（れき）史（し）を
　風（ふう）化（か）させることなく、
　断（だん）じて「核兵器なき世界」を
　築（きず）いていかなければならない。
　たった一（ひと）つの地（ち）球（きゅう）を守（まも）るために、
　人類は一つになって
　進（すす）んでいかなければならないのだ。
　　
　仏（ぶっ）法（ぽう）の人間主（しゅ）義（ぎ）に国（こっ）境（きょう）はない。
　いずこであれ、一人（ひとり）と心（こころ）を通（かよ）わせ、
　誠（せい）実（じつ）に対話することから出（しゅっ）発（ぱつ）する。
　あらゆる次（じ）元（げん）で、
　グローバル化（か）（地球一（いっ）体（たい）化（か））が
　進む現（げん）代（だい）だ。
　だからこそ、
　「文（ぶん）明（めい）間（かん）の対話」「宗（しゅう）教（きょう）間（かん）の対話」、
　その根（こん）本（ぽん）である「人間間の対話」が、
　今（いま）ほど待（たい）望（ぼう）される時（じ）代（だい）はない。
　　
　「平和の世紀」は、
　対話の英（えい）雄（ゆう）が創（つく）る！
　「人間の世紀」は、
　人間主義の人（じん）材（ざい）が輝（かがや）かせる！
　「生（せい）命（めい）の世紀」は、
　生命尊（そん）重（ちょう）の賢（けん）者（じゃ）が開（ひら）く！
　地球を舞（ぶ）台（たい）に、若（わか）き弟（で）子（し）たちよ、
　君（きみ）たちが指（し）導（どう）者（しゃ）となって
　自（じ）由（ゆう）自（じ）在（ざい）に乱（らん）舞（ぶ）しゆくのだ！
　人（ひと）と人を繫（つな）ぎ、人類を結（むす）ぶのだ！
　　
　私たちは、一（いっ）切（さい）を蘇（そ）生（せい）せしめていく
　妙（みょう）法（ほう）の音（おん）律（りつ）を轟（とどろ）かせて、
　いかなる「暴（ぼう）力（りょく）の連（れん）鎖（さ）」にも屈（くっ）しない
　「人（じん）道（どう）の連鎖」をいやまして強（つよ）め、
　地球民（みん）族（ぞく）の平和と共生の大（おお）海（うな）原（ばら）を
　洋（よう）々（よう）と開いていこうではありませんか！

　※池田先生の言葉は順に、『池田大作全集』第93巻、『随筆　対話の大道』、『随筆　出発の光』、『随筆　我らの勝利の大道』、本紙2015年11月19日付「世界広布新時代第14回本部幹部会へのメッセージ」から抜粋。

　※池田先生の言葉は順に、『池田大作全集』第93巻、『随筆　対話の大道』、『随筆　出発の光』、『随筆　我らの勝利の大道』、本紙2015年11月19日付「世界広布新時代第14回本部幹部会へのメッセージ」から抜粋。