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韓国で池田思想学術大会 首都ソウルで学識者70人が活発に 2025年10月23日
- 「持続可能な平和と世界市民性」巡り

首都ソウルの韓国外国語大学で行われた「池田大作思想学術大会」。学識者の研究発表や質疑応答が活発に行われ、持続可能な平和に向けて意見が交わされた
韓国新宗教学会と慶熙大学宗教市民文化研究所が主催する「池田大作思想学術大会」が18日午後、韓国の首都ソウルの韓国外国語大学で行われた。これには、同国の学識者70人をはじめ、創価学会の派遣団らが出席した。
テーマは、「池田大作思想と人類文明の転換――持続可能な平和と世界市民性を中心に」。気候危機や武力紛争、不平等の深化など混沌とした時代にあって、世界平和を実現するための道筋を、池田先生の思想や行動から模索するもの。
大会では、韓国新宗教学会の李京源会長があいさつ。韓国SGI(創価学会インタナショナル)の金大煥学術部長の後、学会の寺崎副会長が「池田思想を基調として創価学会が推進する平和運動の現在地」と題してスピーチ。創価大学・池田大作記念創価教育研究所の勘坂純市所長は「池田先生の『人間主義』と創価大学」のテーマで基調報告を行った。
続いて二つの分科会が催され、韓国宗教学会の安信会長、慶熙大学の徐東恩教授、慶尚国立大学の李銀善教授、釜山デジタル大学の金炫石講師がそれぞれ登壇し、ガンジーの平和論や西洋の規範倫理などと比較し、先生の平和思想を論じた。

学術大会の参加者の代表が記念のカメラに
大会に先立つ同日午前には、創価学会の派遣団がソウルの慶熙大学宗教市民文化研究所を訪問。同研究所の宋在龍所長と寺崎副会長らが、和やかに懇談した。

慶熙大学宗教市民文化研究所の宋在龍所長(右端)らとの懇談会