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名字の言 仏法の眼を通して見極める 2025年7月22日

 多宝会のある壮年は柔和な笑みを浮かべ、いつも周囲に安心を送っている。その笑顔皺は、壮絶な半生が鍛え上げたものだった。数十年前、妻と長女が同時期に病に倒れ、看病と仕事に奮闘するも事業に失敗。借金は膨らみ、自身も体調を崩した▼そんな時、知人に折伏され、“家族を守りたい”と思い御本尊を受持。その後、負債を完済し、妻と長女も病を克服し入会した。今、家族3人が健康で学会活動できる歓喜をこう語る。「どん底を味わったがゆえに知る“生きる喜び”。苦労してきて本当に良かった」▼ゲーテの言葉に「わたくしたちが犯す大きなあやまりは、矢と弓の弦のように、原因をすぐ結果のそばに置こうとする」(大山定一訳)と。物事を巨視的に捉えることで“あの出来事には、こういう意味があったのか”と確信できるものだ。壮年も信心を貫く中で、数々の辛労こそが真の幸福の因だったと実感した▼1919年、小学校校長だった牧口先生は、権力者の圧力で不条理な人事異動を告げられた。だが転任先で若き戸田先生と出会う。この邂逅なくして今の創価の歴史はなかったであろう▼真実の意味と価値は仏法の眼を通して見極められる。日々の学会活動は、その眼を磨く修行である。(白)

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