“アナログ”なつながりが心に響く――華陽会ルポ「手紙を書く会」
“アナログ”なつながりが心に響く――華陽会ルポ「手紙を書く会」
2024年12月9日
池田華陽会の皆さんと、活動の工夫や喜びをシェアする「Kayo Station」。今回は、一見、アナログにも思えるような「手紙」という形で一人一人にメッセージを届け、横のつながりを広げている仲間たちの様子を伝えます。
池田華陽会の皆さんと、活動の工夫や喜びをシェアする「Kayo Station」。今回は、一見、アナログにも思えるような「手紙」という形で一人一人にメッセージを届け、横のつながりを広げている仲間たちの様子を伝えます。
◆東京・国分寺栄光区 “真心の手紙”が新たな輪を広げる
◆東京・国分寺栄光区 “真心の手紙”が新たな輪を広げる
どこまでも一人に寄り添い、励まし抜く――そうした思いを体現するように、桜梅桃李の団結で進む東京・国分寺栄光区の華陽姉妹。
区キャップの門井由美さんは「華陽会を、創価学会に居て良かったと思える場所にしていきたい」と語る。区内にはターミナル駅があり、大学生や会社員などの若者が多い。半面、就職や転職などで引っ越す人も絶えない。人の入れ替わりが激しい中で、“どうしたら、一人、また一人と、つながりを結べるだろう……”と考えてきた。
どこまでも一人に寄り添い、励まし抜く――そうした思いを体現するように、桜梅桃李の団結で進む東京・国分寺栄光区の華陽姉妹。
区キャップの門井由美さんは「華陽会を、創価学会に居て良かったと思える場所にしていきたい」と語る。区内にはターミナル駅があり、大学生や会社員などの若者が多い。半面、就職や転職などで引っ越す人も絶えない。人の入れ替わりが激しい中で、“どうしたら、一人、また一人と、つながりを結べるだろう……”と考えてきた。
その課題について、区のサブキャップの仲間や女性部の先輩も一緒になって、「キャップ会」や支部ごとの「エンカレッジ会議」の場で話し合っている。
そこから生まれた知恵が、“普段会えないメンバーに手紙を送る”ことと、その“手紙を書く会”を開催すること。提案したのは、サブキャップの一人、松崎加奈さんだ。
「自分も未来部時代、女子部(当時)のお姉さんから手紙をもらって、うれしい気持ちになった経験があるんです。だから次は私がその励ましを送る人になりたいと思って」
区キャップの家にサブキャップの数人が集まり、メンバーに思いをはせつつ、手紙を書く。「その合間に、近況をみんなと語り合うことも楽しくて、元気をもらいました」と。
その課題について、区のサブキャップの仲間や女性部の先輩も一緒になって、「キャップ会」や支部ごとの「エンカレッジ会議」の場で話し合っている。
そこから生まれた知恵が、“普段会えないメンバーに手紙を送る”ことと、その“手紙を書く会”を開催すること。提案したのは、サブキャップの一人、松崎加奈さんだ。
「自分も未来部時代、女子部(当時)のお姉さんから手紙をもらって、うれしい気持ちになった経験があるんです。だから次は私がその励ましを送る人になりたいと思って」
区キャップの家にサブキャップの数人が集まり、メンバーに思いをはせつつ、手紙を書く。「その合間に、近況をみんなと語り合うことも楽しくて、元気をもらいました」と。
松崎さんは大学院生として研究に励みつつ、時間を捻出しては部員さんと会い、日頃からつながることを大切にしてきた。「研究をやり切れたのは、華陽会の仲間と励まし合い、挑戦の勇気をもらえたからです」。この春には、希望の職種に就職することが決まった――。
手紙を携え、リーダーたちは、家庭訪問に歩いた。サブキャップの黒沢麗さんは、明るい性格と行動力で、皆の“盛り上げ隊長”のような存在。一度も会えたことがないメンバーのもとへ訪問した時のこと。この日も会うことはできず、手紙をポストに投函して帰宅。それから数日後、その人から連絡があった。
「会合に行こうと思いまして」
黒沢さんが理由を尋ねると、“最近遊んだ学会員の友達が「これから会合に行くんだよね」と言い、そういえば、私も手紙をもらっていたと思い出して連絡した”とのこと。それを機に、そのメンバーは華陽カレッジや、地元の座談会にも参加するように。学会の温かさに触れ、仲間との絆を育んでいる。
松崎さんは大学院生として研究に励みつつ、時間を捻出しては部員さんと会い、日頃からつながることを大切にしてきた。「研究をやり切れたのは、華陽会の仲間と励まし合い、挑戦の勇気をもらえたからです」。この春には、希望の職種に就職することが決まった――。
手紙を携え、リーダーたちは、家庭訪問に歩いた。サブキャップの黒沢麗さんは、明るい性格と行動力で、皆の“盛り上げ隊長”のような存在。一度も会えたことがないメンバーのもとへ訪問した時のこと。この日も会うことはできず、手紙をポストに投函して帰宅。それから数日後、その人から連絡があった。
「会合に行こうと思いまして」
黒沢さんが理由を尋ねると、“最近遊んだ学会員の友達が「これから会合に行くんだよね」と言い、そういえば、私も手紙をもらっていたと思い出して連絡した”とのこと。それを機に、そのメンバーは華陽カレッジや、地元の座談会にも参加するように。学会の温かさに触れ、仲間との絆を育んでいる。
最近、サブキャップになった松波未来さんは、今年、区内に引っ越して来たばかり。“転入者の目線”で励ましに徹している。
「環境の変化で新生活に不安があったのですが、華陽会のリーダーや女性部の先輩は、会合の時だけでなく、頻繁に連絡をくれ、手紙も届けてくれました。その真心が、毎日の安心につながりました。私も皆さんのようになりたいと思っています」
また、“手紙を書く会”に参加したサブキャップの田中美咲さんは、“他にも何かできることはないか”と考え、自作の「励ましカード」や、池田先生の指針を書いたカードを手紙に同封するなどの工夫を凝らしている。そんな手紙を携え、田中さんは、別の支部の地域の訪問・激励を担う。手紙のアイデアと取り組みが、一つの支部から、自然と国分寺栄光区内の各所に広がりつつある。
最近、サブキャップになった松波未来さんは、今年、区内に引っ越して来たばかり。“転入者の目線”で励ましに徹している。
「環境の変化で新生活に不安があったのですが、華陽会のリーダーや女性部の先輩は、会合の時だけでなく、頻繁に連絡をくれ、手紙も届けてくれました。その真心が、毎日の安心につながりました。私も皆さんのようになりたいと思っています」
また、“手紙を書く会”に参加したサブキャップの田中美咲さんは、“他にも何かできることはないか”と考え、自作の「励ましカード」や、池田先生の指針を書いたカードを手紙に同封するなどの工夫を凝らしている。そんな手紙を携え、田中さんは、別の支部の地域の訪問・激励を担う。手紙のアイデアと取り組みが、一つの支部から、自然と国分寺栄光区内の各所に広がりつつある。
こうした地道な実践、サブキャップの皆の訪問・激励の積み重ねもあって、区の華陽カレッジには、多くの華陽姉妹が集い合うように。信心や師弟の精神について語り合い、アトラクションでは、皆の笑い声が会場に響く。
区キャップの門井さんは「みんな家族みたいで、リーダーそれぞれの個性が、強みとして生かされているんです」と。
池田先生は語っている。
「一人の人と会う。だれかのために祈る。手紙を書く。たとえ約束を破られても、何度も足を運ぶ。それは、ささいなことのように思える。時には、『こんなことをしてもムダではないか』と思うことがあるかもしれない。しかし、あとから振り返れば、何ひとつムダではなかったと必ず、わかる」(『青春対話2』〈普及版〉)
こうした地道な実践、サブキャップの皆の訪問・激励の積み重ねもあって、区の華陽カレッジには、多くの華陽姉妹が集い合うように。信心や師弟の精神について語り合い、アトラクションでは、皆の笑い声が会場に響く。
区キャップの門井さんは「みんな家族みたいで、リーダーそれぞれの個性が、強みとして生かされているんです」と。
池田先生は語っている。
「一人の人と会う。だれかのために祈る。手紙を書く。たとえ約束を破られても、何度も足を運ぶ。それは、ささいなことのように思える。時には、『こんなことをしてもムダではないか』と思うことがあるかもしれない。しかし、あとから振り返れば、何ひとつムダではなかったと必ず、わかる」(『青春対話2』〈普及版〉)
今では区のサブキャップたちが自ら、女性部の先輩と連携しながら、メンバーのもとへ訪問・激励に動く。同世代の“つながり”と“主体性”を大切に、さらなる飛翔を目指している。
今では区のサブキャップたちが自ら、女性部の先輩と連携しながら、メンバーのもとへ訪問・激励に動く。同世代の“つながり”と“主体性”を大切に、さらなる飛翔を目指している。