〈ミュージカル〉 レ・ミゼラブル
〈ミュージカル〉 レ・ミゼラブル
2024年11月14日
- 12月20日(金)から東京・帝国劇場で開幕
- 2025年3月から大阪、福岡、北海道などで
- 12月20日(金)から東京・帝国劇場で開幕
- 2025年3月から大阪、福岡、北海道などで
ヴィクトル・ユゴーの小説を原作としたミュージカルの名作「レ・ミゼラブル」が、12月20日(金)から東京・帝国劇場で開幕する。“ミュージカルの殿堂”として親しまれてきた同劇場では、老朽化による建て替えのため、2025年2月の休館を前にクロージング公演として行われる。過日、本作の制作発表会見が同劇場で行われ、主演の吉原光夫をはじめとするキャスト陣が一堂に会し、作品に込めた思いなどを語った。
ヴィクトル・ユゴーの小説を原作としたミュージカルの名作「レ・ミゼラブル」が、12月20日(金)から東京・帝国劇場で開幕する。“ミュージカルの殿堂”として親しまれてきた同劇場では、老朽化による建て替えのため、2025年2月の休館を前にクロージング公演として行われる。過日、本作の制作発表会見が同劇場で行われ、主演の吉原光夫をはじめとするキャスト陣が一堂に会し、作品に込めた思いなどを語った。
吉原光夫
吉原光夫
会見には、約1万5000通の応募から抽選で選ばれた500人の一般観客が参加した。
同作で主人公のジャン・バルジャン役を務める吉原は、「『レ・ミゼラブル』は大好きな作品ですが、やる度に怖くて、つらくて、苦しくなって。でも“もう一回やるんだ”と思う自分もいます。それくらいこの作品と自分の人生は密接なんだなと。そして今回、このような形で一緒に幕を閉じられるというのも、何か意味があると思うので、楽しく終えられたらいいなと思っています」と意気込んだ。
会見には、約1万5000通の応募から抽選で選ばれた500人の一般観客が参加した。
同作で主人公のジャン・バルジャン役を務める吉原は、「『レ・ミゼラブル』は大好きな作品ですが、やる度に怖くて、つらくて、苦しくなって。でも“もう一回やるんだ”と思う自分もいます。それくらいこの作品と自分の人生は密接なんだなと。そして今回、このような形で一緒に幕を閉じられるというのも、何か意味があると思うので、楽しく終えられたらいいなと思っています」と意気込んだ。
生田絵梨花
生田絵梨花
バルジャンに窮地を救われる女性・ファンテーヌを演じる昆夏美と生田絵梨花、木下晴香(トリプルキャスト)は、会見の冒頭、三重唱にアレンジされた「夢やぶれて」を声高らかに歌い上げた。生田は「今回限りの三重唱ということで、本番になると三人が同じステージに立つことはできないので、すごく大事な思い出になりましたし、チームの一体感が得られました。当日に向けて、引き続き、稽古に励みたい」と述べた。
バルジャンに窮地を救われる女性・ファンテーヌを演じる昆夏美と生田絵梨花、木下晴香(トリプルキャスト)は、会見の冒頭、三重唱にアレンジされた「夢やぶれて」を声高らかに歌い上げた。生田は「今回限りの三重唱ということで、本番になると三人が同じステージに立つことはできないので、すごく大事な思い出になりましたし、チームの一体感が得られました。当日に向けて、引き続き、稽古に励みたい」と述べた。
左から森公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな
左から森公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな
幼いコゼットを虐げる、宿屋の女将マダム・テナルディエ役を27年務めてきた森公美子は「“またいるのか”と思われる方もいらっしゃるかと思います(笑)。前回が引退だと思っていたのですが、また(オーディションに)受かってしまいました」とユーモアを交えてあいさつ。帝劇とのエピソードについて聞かれると、「劇場のプロデューサールームのところが、昔は食堂だったんです。私、晩年はそこで出演者とスタッフ専用の食堂をやりたいです(笑)」と笑顔で打ち明けた。
幼いコゼットを虐げる、宿屋の女将マダム・テナルディエ役を27年務めてきた森公美子は「“またいるのか”と思われる方もいらっしゃるかと思います(笑)。前回が引退だと思っていたのですが、また(オーディションに)受かってしまいました」とユーモアを交えてあいさつ。帝劇とのエピソードについて聞かれると、「劇場のプロデューサールームのところが、昔は食堂だったんです。私、晩年はそこで出演者とスタッフ専用の食堂をやりたいです(笑)」と笑顔で打ち明けた。
左から斎藤司、駒田一、六角精児、染谷洸太
左から斎藤司、駒田一、六角精児、染谷洸太
◆最高の演出となるよう全員で力を合わせて臨みたい
◆最高の演出となるよう全員で力を合わせて臨みたい
このほか、出演者たちの“帝劇愛”あふれるコメントが数多く聞かれた。最後に、吉原が会見を締めくくった。
「長い大河のような一人の人生を演じるというのは、精神力や体力が求められます。クロージングにふさわしい最高の演出となるよう、全員で力を合わせて楽しんで作品に臨んでいきたいです」
このほか、出演者たちの“帝劇愛”あふれるコメントが数多く聞かれた。最後に、吉原が会見を締めくくった。
「長い大河のような一人の人生を演じるというのは、精神力や体力が求められます。クロージングにふさわしい最高の演出となるよう、全員で力を合わせて楽しんで作品に臨んでいきたいです」
◆公演情報
◆公演情報
【日時・会場】12月20日(金)~2025年2月7日(金) 帝国劇場
【料金】平日=S席1万7500円、A席1万1000円、B席6000円、1階補助席1万2000円、2階補助席6000円(税込み)
※土日祝日/初日・年末年始は各席1000円増し。2月公演は各席2000円増し
【一般販売】12月公演は完売(当日券を発行予定)。1、2月公演は11月16日(土)から販売開始
【問い合わせ】東宝テレザーブ 03(3201)7777
※この他、来年3月から大阪、福岡、長野、北海道、群馬で順次上演の予定
【日時・会場】12月20日(金)~2025年2月7日(金) 帝国劇場
【料金】平日=S席1万7500円、A席1万1000円、B席6000円、1階補助席1万2000円、2階補助席6000円(税込み)
※土日祝日/初日・年末年始は各席1000円増し。2月公演は各席2000円増し
【一般販売】12月公演は完売(当日券を発行予定)。1、2月公演は11月16日(土)から販売開始
【問い合わせ】東宝テレザーブ 03(3201)7777
※この他、来年3月から大阪、福岡、長野、北海道、群馬で順次上演の予定
【記事・写真】小滝清、松浦伸二
公式ホームページはこちら
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