香川県高松市の塩江美術館で、夜桜と36枚の漢字モニュメントのライトアップに目を奪われた。地元の中学生が「輝」「情」など、自分が美しいと感じる漢字一字に思いを託し、地域出身の彫刻家と共同制作したものである▼教育現場では昨今、出された課題を自分で考えず、AI(人工知能)に作成させることが問題となっている。そうした中にあって、創作の喜びを分かち合う取り組みの意義は大きいと感じた▼記者自身にも“共作”の思い出がある。小学6年の時、担任教師に手を入れてもらった句が、ある句会で入選した。「つゆの玉 陽ざしふくんで 七色に」。担任のおかげと面はゆさを抱いたが、その後、担任は病に伏し、38歳で旅立った。訃報に接し、句の心を命に刻んだ▼池田先生は45年前、四国の青年と学会歌「紅の歌」を作成した。その歌詞の推敲は実に20回以上。後に先生はつづった。「挑戦、努力、工夫を重ねていってこそ、新しき道は開かれる」「その創造の闘魂を、後継の青年たちに伝えたかった」▼共に祈り、共に学び、共に悩み、共に笑う――この「共に」の行動の中で人材を育んできたのが創価の伝統だ。地域の同志と広布の絵巻をつづりながら、共々に成長の軌跡を描いていきたい。(守)
香川県高松市の塩江美術館で、夜桜と36枚の漢字モニュメントのライトアップに目を奪われた。地元の中学生が「輝」「情」など、自分が美しいと感じる漢字一字に思いを託し、地域出身の彫刻家と共同制作したものである▼教育現場では昨今、出された課題を自分で考えず、AI(人工知能)に作成させることが問題となっている。そうした中にあって、創作の喜びを分かち合う取り組みの意義は大きいと感じた▼記者自身にも“共作”の思い出がある。小学6年の時、担任教師に手を入れてもらった句が、ある句会で入選した。「つゆの玉 陽ざしふくんで 七色に」。担任のおかげと面はゆさを抱いたが、その後、担任は病に伏し、38歳で旅立った。訃報に接し、句の心を命に刻んだ▼池田先生は45年前、四国の青年と学会歌「紅の歌」を作成した。その歌詞の推敲は実に20回以上。後に先生はつづった。「挑戦、努力、工夫を重ねていってこそ、新しき道は開かれる」「その創造の闘魂を、後継の青年たちに伝えたかった」▼共に祈り、共に学び、共に悩み、共に笑う――この「共に」の行動の中で人材を育んできたのが創価の伝統だ。地域の同志と広布の絵巻をつづりながら、共々に成長の軌跡を描いていきたい。(守)