〈創価学園Pick up〉 核なき世界へ 平和探求の学び
〈創価学園Pick up〉 核なき世界へ 平和探求の学び
2026年1月17日
かつて、創立者・池田先生は創価学園生に訴えた。「学園生は全員が、偉大なる『世界の指導者』『平和の指導者』に育っていく尊い使命がある。それが私の悲願であり、創価学園の責務である。私は万感の期待をこめて、諸君を見守っていきたい。断じて、力をつけていってください!」
創立者の期待を胸に、東京と関西の創価学園では平和学習が熱心に行われている。ここでは、昨年に実施された、「核兵器廃絶」の方途を探る学びの様子を紹介する。
かつて、創立者・池田先生は創価学園生に訴えた。「学園生は全員が、偉大なる『世界の指導者』『平和の指導者』に育っていく尊い使命がある。それが私の悲願であり、創価学園の責務である。私は万感の期待をこめて、諸君を見守っていきたい。断じて、力をつけていってください!」
創立者の期待を胸に、東京と関西の創価学園では平和学習が熱心に行われている。ここでは、昨年に実施された、「核兵器廃絶」の方途を探る学びの様子を紹介する。
被爆者の声に耳を傾け
被爆者の声に耳を傾け
東西の学園では、広島や長崎などでフィールドワークや研修を行い、被爆者の声を直接聞いてきた。
東西の学園では、広島や長崎などでフィールドワークや研修を行い、被爆者の声を直接聞いてきた。
「第五福竜丸展示館」を訪問した創価高校の生徒(昨年6月)
「第五福竜丸展示館」を訪問した創価高校の生徒(昨年6月)
東京高は昨年6月、東京・江東区の「第五福竜丸展示館」に「グローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)」の生徒が訪問。第五福竜丸平和協会専務理事の安田和也さんによる講話を聞き、展示を見学するなど、核実験の歴史や被害について学んだ。
東京高は昨年6月、東京・江東区の「第五福竜丸展示館」に「グローバル・リーダーズ・プログラム(GLP)」の生徒が訪問。第五福竜丸平和協会専務理事の安田和也さんによる講話を聞き、展示を見学するなど、核実験の歴史や被害について学んだ。
東京・創価高校の生徒が長崎市にある城山小学校の平和祈念館で、施設長の池田松義氏の被爆体験を聴講(昨年8月)
東京・創価高校の生徒が長崎市にある城山小学校の平和祈念館で、施設長の池田松義氏の被爆体験を聴講(昨年8月)
長崎フィールドワーク(昨年8月)では、長崎原爆資料館や長崎大学核兵器廃絶研究センターへ。参加した生徒は「核は保有すること自体が“タブー”であると再確認しました」「平和は願うだけでは実現しないこと、語ることが大きな力になることを学びました」と語った。
長崎フィールドワーク(昨年8月)では、長崎原爆資料館や長崎大学核兵器廃絶研究センターへ。参加した生徒は「核は保有すること自体が“タブー”であると再確認しました」「平和は願うだけでは実現しないこと、語ることが大きな力になることを学びました」と語った。
ジャマイカのリチャーズ大使(手前左)と学園生が和やかに(2024年6月、大阪・交野市の関西創価学園で)
ジャマイカのリチャーズ大使(手前左)と学園生が和やかに(2024年6月、大阪・交野市の関西創価学園で)
また昨年11月には、国連で核軍縮に力を注いできたジャマイカのショーナ―ケイ・M・リチャーズ駐日大使(当時)が東京の創価学園を訪れ、記念講演を行った。大使は2024年6月に関西学園を訪問して以来、たびたび学園生と交流。昨年11月の講演では、“平和を築く主体者に”と学園生に期待を寄せた。
また昨年11月には、国連で核軍縮に力を注いできたジャマイカのショーナ―ケイ・M・リチャーズ駐日大使(当時)が東京の創価学園を訪れ、記念講演を行った。大使は2024年6月に関西学園を訪問して以来、たびたび学園生と交流。昨年11月の講演では、“平和を築く主体者に”と学園生に期待を寄せた。
国際会議にも
国際会議にも
東西学園生による平和探求の舞台は海外にも広がる。
東西学園生による平和探求の舞台は海外にも広がる。
アメリカでの国際会議に参加した東京と関西の創価高校の生徒が笑顔で(昨年3月、ミドルベリー国際大学院モントレー校で)
アメリカでの国際会議に参加した東京と関西の創価高校の生徒が笑顔で(昨年3月、ミドルベリー国際大学院モントレー校で)
その一つが、アメリカで開かれる、世界の高校生による核兵器問題に関する国際会議「クリティカル・イシューズ・フォーラム(CIF)」。これは、米ミドルベリー国際大学院モントレー校のジェームズ・マーティン不拡散研究センターが主催し、核兵器の問題に対する世界の高校生の意識向上を目的としたものである。
同フォーラムに、東京高と関西高の生徒の代表が招聘され、2016年から10年連続で参加。昨年の会議(3月28、29日)では、「試練の80年――文化を超えた若者の交流を通じた核軍縮と不拡散の再活性化」とのテーマのもと、東西の学園生がそれぞれ、対話を軸とした核廃絶への方途を訴えた。
その一つが、アメリカで開かれる、世界の高校生による核兵器問題に関する国際会議「クリティカル・イシューズ・フォーラム(CIF)」。これは、米ミドルベリー国際大学院モントレー校のジェームズ・マーティン不拡散研究センターが主催し、核兵器の問題に対する世界の高校生の意識向上を目的としたものである。
同フォーラムに、東京高と関西高の生徒の代表が招聘され、2016年から10年連続で参加。昨年の会議(3月28、29日)では、「試練の80年――文化を超えた若者の交流を通じた核軍縮と不拡散の再活性化」とのテーマのもと、東西の学園生がそれぞれ、対話を軸とした核廃絶への方途を訴えた。
【カナダ開催のサミットで関西高生が英語で発表】
【カナダ開催のサミットで関西高生が英語で発表】
青年核平和サミットでプレゼンテーションを行う淀屋さんと中森さん(昨年10月31日、カナダのウィニペグ市内で)
青年核平和サミットでプレゼンテーションを行う淀屋さんと中森さん(昨年10月31日、カナダのウィニペグ市内で)
昨年10月25日から11月3日には、カナダで関西創価高校の平和探求の研修が実施された。これは、関西高の世界市民プログラムである「ラーニング・クラスター」の一環。淀屋英雄さんと中森悠人さん(ともに2年)が参加した。2人は、授業や諸活動の合間を縫って、約4カ月にわたって準備を重ねてきた。
研修では、トロント市のゲルフ・ハンバー大学の学生や、ウィニペグ市のグラントパーク高校の生徒と交流。さらに同市の国立人権博物館で行われた青年核平和サミットでは「対話の力――核軍縮に向けて」をテーマに、英語で約40分のプレゼンテーションを、約200人の聴衆の前で披露した。創立者・池田先生の平和行動にも触れつつ、分断が進む世界において、他者との差異を受け入れ理解する対話の力の重要性と、一方でその対話の余地を否定する核の脅威を訴えた。発表が終わると、スタンディングオベーションが起こり、大きな共感が広がった。
昨年10月25日から11月3日には、カナダで関西創価高校の平和探求の研修が実施された。これは、関西高の世界市民プログラムである「ラーニング・クラスター」の一環。淀屋英雄さんと中森悠人さん(ともに2年)が参加した。2人は、授業や諸活動の合間を縫って、約4カ月にわたって準備を重ねてきた。
研修では、トロント市のゲルフ・ハンバー大学の学生や、ウィニペグ市のグラントパーク高校の生徒と交流。さらに同市の国立人権博物館で行われた青年核平和サミットでは「対話の力――核軍縮に向けて」をテーマに、英語で約40分のプレゼンテーションを、約200人の聴衆の前で披露した。創立者・池田先生の平和行動にも触れつつ、分断が進む世界において、他者との差異を受け入れ理解する対話の力の重要性と、一方でその対話の余地を否定する核の脅威を訴えた。発表が終わると、スタンディングオベーションが起こり、大きな共感が広がった。
参加した生徒の声
参加した生徒の声
淀屋さん㊧と中森さんが、ナイアガラの滝付近の公園で
淀屋さん㊧と中森さんが、ナイアガラの滝付近の公園で
私はこの研修を通じて、国は違っても同じ心で平和への探求に挑む人々がいることに感銘を受けました。
現地の大学生や、サミットの同世代の参加者たちと、核兵器などの諸問題をどう解決するか話し合う中で、“世界に仲間がいる”との希望が湧いてきました。
現地で池田先生の理念に共感する人々と出会い、世界中に平和の種をまいてこられた先生の偉大さを実感しました。準備も含めた研修期間、自分の力不足を痛感することもありましたが、池田先生が開かれた世界平和実現の道に連なれるよう、今回の経験を糧に、もっと自分を磨きます。
(関西高2年・中森悠人さん)
私はこの研修を通じて、国は違っても同じ心で平和への探求に挑む人々がいることに感銘を受けました。
現地の大学生や、サミットの同世代の参加者たちと、核兵器などの諸問題をどう解決するか話し合う中で、“世界に仲間がいる”との希望が湧いてきました。
現地で池田先生の理念に共感する人々と出会い、世界中に平和の種をまいてこられた先生の偉大さを実感しました。準備も含めた研修期間、自分の力不足を痛感することもありましたが、池田先生が開かれた世界平和実現の道に連なれるよう、今回の経験を糧に、もっと自分を磨きます。
(関西高2年・中森悠人さん)
サミットの参加者の代表と記念のカメラに
サミットの参加者の代表と記念のカメラに
今回の研修は、自身の語学と平和への理解を大きく飛躍させてくれました。
研修に向けた準備を始めた頃、サミットでの発表や、現地の方との交流を英語で行うことに大きなハードルを感じていました。しかし池田先生の後継として世界平和に貢献する使命を思うと、勇気が湧いてきて、本番では、より自信を持って語り合うことができたと実感しています。
また、さまざまな人と交流する中で、相手に“知ってほしい、伝えたい”という熱意こそが平和への一歩ではないかと感じました。年齢を問わず、たくさんの人と友情を結べたことも大きな財産です。
(関西高2年・淀屋英雄さん)
今回の研修は、自身の語学と平和への理解を大きく飛躍させてくれました。
研修に向けた準備を始めた頃、サミットでの発表や、現地の方との交流を英語で行うことに大きなハードルを感じていました。しかし池田先生の後継として世界平和に貢献する使命を思うと、勇気が湧いてきて、本番では、より自信を持って語り合うことができたと実感しています。
また、さまざまな人と交流する中で、相手に“知ってほしい、伝えたい”という熱意こそが平和への一歩ではないかと感じました。年齢を問わず、たくさんの人と友情を結べたことも大きな財産です。
(関西高2年・淀屋英雄さん)