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〈暮らし〉 韓国ドラマに沼ってみませんか――今どき韓国カルチャー 2026年4月26日

  • 見れば見るほど芋づる式に
ライター 渥美志保さん

 今や韓国ドラマは、世界をときめかせる“エンタメの主役”。その底なしの魅力を、『大人もハマる! 韓国ドラマ推しの50本』の著者で多くの媒体で連載をもつライター渥美志保さんに聞きました。

冬のソナタ ©Capital Pictures/amanaimages
冬のソナタ ©Capital Pictures/amanaimages
宮廷女官チャングムの誓い ©TCD/Prod.DB/Alamy/amanaimages
宮廷女官チャングムの誓い ©TCD/Prod.DB/Alamy/amanaimages

 ――韓流ブームの火付け役は韓国ドラマというイメージですが、改めて魅力を教えてください。
   
 やっぱり「冬のソナタ」が元祖・韓国ドラマといわれるので、恋愛モノが多いのではと思っている人もいるでしょう。けれど、韓国ドラマの面白さは、一つの作品の中に恋愛もサスペンスも詰め込まれているところ、いわば“ビビンバ的”な魅力です。昔からそうでしたが、近年は作品数もぐんと増えているので、誰でも沼る(深くハマる)一本がきっと見つかります! そこで推しの俳優を見つけたら最後、芋づる式に次から次へと作品を追いかけてしまうこと間違いなしです。
 コロナ禍以降、韓国では映画業界が低迷しており、アカデミー賞「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホ、「シルミド」「力道山」のソル・ギョングといった有名映画俳優がドラマ界へと参入、作品のクオリティーも高まっています。最近は、ウェブトゥーン(スマホで読む漫画)原作のドラマも急増し、若い世代の感性を取り込んだ良作が続々と登場しています。
  
 

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 ©TCD/Prod.DB/Alamy/amanaimages
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 ©TCD/Prod.DB/Alamy/amanaimages

 ――日本のドラマとの違いは?
   
 日本のドラマが10~12話構成なのに対し、韓国の連続ドラマにあたるミニシリーズでは16話が基本。かつては放映しながら視聴者の反応を見て脚本を手直し……なんて大胆な方法もありました。ただ、最近は韓国でも働き方改革が進んだのか、撮影と並行した執筆スタイルは少なくなっていると思います。
 また、放映時間にも違いが。日本が1話45~50分なのに対して、韓国は70分を超えることも。だからこそ細部まで丁寧に描けて、伏線もきっちり回収される。見ていて心地よい「完成度の高さ」を感じます。
 内容面で特徴的なのは「刺激の度合い」。女性同士のけんかシーンでは髪をつかみ合ったり、水を掛け合ったりすることも。実際に韓国の日常かどうかは分かりませんが、ドラマではそれがエンタメとして映えるんです。チムジルバン(サウナ施設)ですら、皆がテレビにくぎ付けになるのも納得です。
  
 
  

イカゲーム ©TCD/Prod.DB/Alamy/amanaimages
イカゲーム ©TCD/Prod.DB/Alamy/amanaimages

 ――これから韓国ドラマを見る人へのアドバイスを。
   
 最近は、10話完結の作品もありますが、やっぱりオススメは16話構成! 長いのはちょっと、という人は、最初の何話か飛ばして見てもいいと思います。実際、ドラマは6~7話から一気に展開が加速して面白くなるし、そこでのめり込めば、必ず1話から見直したくなるはずです。
 ドラマでは新人という俳優も、舞台経験を積んだ人やアイドル練習生も多く、男性の場合、兵役を終えていればアクションもお手のもの。脚本の見事な構成にうならされ、芸達者な俳優に泣かされたり、笑わされたり――。やっぱり韓国ドラマからは目が離せないんですよね。
  
 

イカゲームのワンシーン ©FlixPix/Alamy/amanaimages
イカゲームのワンシーン ©FlixPix/Alamy/amanaimages
●○●○〈オススメ作品5選〉●○●○
①「ユミの細胞たち」

 主人公ユミ(キム・ゴウン)の恋愛や仕事における期待や不安といった感情を、“細胞たち”が3Dアニメでコミカルに表現する新感覚の作品。過剰な演出に頼らず、日常の延長線にあるような自然体の演技が高い評価を得ている。(現在、ディズニープラスでシーズン3配信中。シーズン1・2はAmazonプライムでも)

ともにシーズン1のワンシーン ©STUDIO DRAGON CORPORATION
ともにシーズン1のワンシーン ©STUDIO DRAGON CORPORATION
②「キングダム」

 李氏朝鮮の王朝時代劇にゾンビ要素を組み合わせた傑作。最初から最後までジェットコースターに乗っているようなスピード感。(ネットフリックス)

③「秘密の森」

 検察という巨大権力に立ち向かい、横暴を暴いていく痛快な作品。息もつかせぬサスペンスを演じ切る俳優たちがうますぎる。(ネットフリックス)

④「賢い医師生活」

 主演である5人の男女の医師たちがいとおしい。友情と命のエピソードに毎回涙が止まらない。ここ十数年の中でも傑作と言ってよい。(ネットフリックス)

⑤「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」

 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の主役パク・ウンビンが初めて悪役を演じた。名優ソル・ギョングとのダブル主演は見どころ満載。(ディズニープラス)

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