〈ドラマ〉 長谷川博己主演「アンチヒーロー」
〈ドラマ〉 長谷川博己主演「アンチヒーロー」
2024年5月2日
- TBS系 日曜 午後9時
- TBS系 日曜 午後9時
長谷川博己が型破りな弁護士を“怪演”しているTBS系の連続ドラマ「アンチヒーロー」(日曜、後9・0)が好評を博している。現在、第3話まで放送されたものの、登場人物の背景や事件の真相など、明らかにされていない要素が多く、SNS等で“考察”が盛んに行われている。過日、東京都内で行われた取材会や舞台あいさつでは、主演の長谷川らが、役作りや作品の見どころについて述べた。
長谷川博己が型破りな弁護士を“怪演”しているTBS系の連続ドラマ「アンチヒーロー」(日曜、後9・0)が好評を博している。現在、第3話まで放送されたものの、登場人物の背景や事件の真相など、明らかにされていない要素が多く、SNS等で“考察”が盛んに行われている。過日、東京都内で行われた取材会や舞台あいさつでは、主演の長谷川らが、役作りや作品の見どころについて述べた。
弁護士・明墨正樹を演じる長谷川博己(前列中央)
弁護士・明墨正樹を演じる長谷川博己(前列中央)
第1話の放送開始前の取材会で、長谷川が「“こんなこと”を日本のテレビドラマでやっていいのか、問題作になるんじゃないか――そう思ってしまうくらい、面白い作品になっていると思います」と語った通り、このドラマは“攻めている”。
主人公は、罪を犯した証拠がそろっている依頼人であっても、あらゆる手を使って無罪にしてしまうほどの実力を持つ弁護士・明墨正樹(長谷川)。周囲をかき回す彼の強烈なキャラクターが、今作の魅力の一つだ。
長谷川「役作りは、結構悩みました。何が“正義”で、何が“悪”かということが、作品のテーマになっています。明墨は、それを体現しているようなキャラクターなのではないかと考えつつも、何者か分からないように演じたいと思っています」
第1話の放送開始前の取材会で、長谷川が「“こんなこと”を日本のテレビドラマでやっていいのか、問題作になるんじゃないか――そう思ってしまうくらい、面白い作品になっていると思います」と語った通り、このドラマは“攻めている”。
主人公は、罪を犯した証拠がそろっている依頼人であっても、あらゆる手を使って無罪にしてしまうほどの実力を持つ弁護士・明墨正樹(長谷川)。周囲をかき回す彼の強烈なキャラクターが、今作の魅力の一つだ。
長谷川「役作りは、結構悩みました。何が“正義”で、何が“悪”かということが、作品のテーマになっています。明墨は、それを体現しているようなキャラクターなのではないかと考えつつも、何者か分からないように演じたいと思っています」
◆面白い“キャラ”なので、演じていてすごく楽しいです
◆面白い“キャラ”なので、演じていてすごく楽しいです
第1話が放送された翌日、第2話の上映会と主要キャストが登壇しての舞台あいさつが行われた。
長谷川「1話が放送されて、すごくホッとしています。友人からの反響が今までで一番あって、『とても面白かった』と言ってくれました」
劇中には、数多くの法廷シーンが登場。それらの中でも、場の空気を一変させる見事な弁論を繰り広げる長谷川の演技は圧巻だ。共演する堀田真由は、「長谷川さんにしかできない役」と絶賛する。
長谷川「(明墨は)面白い“キャラ”なので、僕も演じていて、すごく楽しいのですが、本当にせりふが多くて。そう言い切れるほど、余裕がない感じもありますが(苦笑)」
第1話が放送された翌日、第2話の上映会と主要キャストが登壇しての舞台あいさつが行われた。
長谷川「1話が放送されて、すごくホッとしています。友人からの反響が今までで一番あって、『とても面白かった』と言ってくれました」
劇中には、数多くの法廷シーンが登場。それらの中でも、場の空気を一変させる見事な弁論を繰り広げる長谷川の演技は圧巻だ。共演する堀田真由は、「長谷川さんにしかできない役」と絶賛する。
長谷川「(明墨は)面白い“キャラ”なので、僕も演じていて、すごく楽しいのですが、本当にせりふが多くて。そう言い切れるほど、余裕がない感じもありますが(苦笑)」
過日行われた取材会「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」に出席した出演者たち。左から大島優子、堀田、長谷川、北村匠海、木村佳乃、林泰文
過日行われた取材会「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」に出席した出演者たち。左から大島優子、堀田、長谷川、北村匠海、木村佳乃、林泰文
放送を重ねるたびに、明墨の言動が視聴者にさまざまな問いを投げかける。「大事な人を守るために、やむをえず人を殺した者。殺意を持って人を殺そうとしたが、できなかった者。罪が重いのは、どっちだろうね。正義とは何なんだろうね」(第2話)との彼のせりふの答えを、ドラマではどのように示していくのか――。
重厚なテーマを描きながらも、緻密なストーリー展開で見る者を飽きさせない快作の結末に、興味は尽きない。
長谷川「撮影現場が本当に素晴らしくて、“新しいドラマ”を作っているという感じがすごくします。エネルギーにあふれていて、自分としても、やりながらワクワクしています。それがきっと、そのまま映像に表れている気がしていて。毎回、どんどん、すごいことになっています。ぜひ、一緒にその時間を体験していただけたらと思います」
放送を重ねるたびに、明墨の言動が視聴者にさまざまな問いを投げかける。「大事な人を守るために、やむをえず人を殺した者。殺意を持って人を殺そうとしたが、できなかった者。罪が重いのは、どっちだろうね。正義とは何なんだろうね」(第2話)との彼のせりふの答えを、ドラマではどのように示していくのか――。
重厚なテーマを描きながらも、緻密なストーリー展開で見る者を飽きさせない快作の結末に、興味は尽きない。
長谷川「撮影現場が本当に素晴らしくて、“新しいドラマ”を作っているという感じがすごくします。エネルギーにあふれていて、自分としても、やりながらワクワクしています。それがきっと、そのまま映像に表れている気がしていて。毎回、どんどん、すごいことになっています。ぜひ、一緒にその時間を体験していただけたらと思います」
◆プロフィル
はせがわ・ひろき 1977年3月7日生まれ、東京都出身。2001年、文学座付属演劇研究所に入所。後に座員となり、数々の舞台を踏む。08年、31歳でテレビドラマに初出演。以降、ドラマや映画を中心に活躍している。主な出演作は、ドラマ「MOZU」シリーズ、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(20年)、映画「シン・ゴジラ」(16年)など。
◆プロフィル
はせがわ・ひろき 1977年3月7日生まれ、東京都出身。2001年、文学座付属演劇研究所に入所。後に座員となり、数々の舞台を踏む。08年、31歳でテレビドラマに初出演。以降、ドラマや映画を中心に活躍している。主な出演作は、ドラマ「MOZU」シリーズ、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(20年)、映画「シン・ゴジラ」(16年)など。
【記事・写真】宮本光二
【記事・写真】宮本光二
第4話(5日放送)あらすじ
第4話(5日放送)あらすじ
とある連続事件が起き、被害者の目撃証言から犯人は逮捕された。そんな中、赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田)は、明墨(長谷川)の本当の狙いに近づいていくのだが……。そして、ついに“アンチ弁護士”と“正義の検事正”が激突する。
とある連続事件が起き、被害者の目撃証言から犯人は逮捕された。そんな中、赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田)は、明墨(長谷川)の本当の狙いに近づいていくのだが……。そして、ついに“アンチ弁護士”と“正義の検事正”が激突する。
公式ホームページはこちら
公式ホームページはこちら