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総本部で任務に当たる各グループの活動を追って 2023年11月28日

 ここでは、総本部で運営役員として奮闘する各グループの淵源や、メンバーの活動の様子を紹介します。
 
 

♦総本部創価班
来館者を笑顔で迎える総本部創価班の友
来館者を笑顔で迎える総本部創価班の友

 1991年8月、池田先生と創価学会に対する邪宗門の執拗な攻撃の中で、前身のグループとなる「本部運営創価班」が誕生。池田先生の創価班に対する「いいメンバーを募って、学会の庭で、私の手もとで、薫陶しよう」との呼びかけに、勇んで集った首都圏の精鋭で結成された。
 2013年11月、「広宣流布大誓堂」の誕生と同時に「総本部創価班」として新出発し、広宣流布誓願勤行会の運営や総本部周辺の誘導を担当している。

 総茨城のグループで責任者を務める石澤弘樹さんは、本部運営創価班時代から合わせて、今年で総本部創価班の一員となって19年目を迎えた。池田先生、創価班のことを誇らしく語る父の背中を追って、総本部創価班に志願した石澤さん。仕事は看板製作の会社を経営している。2011年の東日本大震災では仕事が全てなくなり、子どものオムツも買えないほどに困窮。それでも「創価班の一人として苦境を乗り越え、必ず師匠に勝利の報告を」と奮起し、今まで以上に仕事に取り組み、営業先を必死に回った。広布の戦いにも一歩も引かずに取り組む中、大口の注文が舞い込みV時回復を成し遂げた。その後も、子どもの原因不明の病など苦難の連続だったが、池田先生の創価班への指導をむさぼるように読み、戦う心を奮い起こして乗り越えることができた。
 「創価班とは『一人立つ』広宣流布の責任者なり」――石澤さんは苦闘の中で刻んだ池田先生のこの言葉を、自身の誓いとして広布に駆ける。

♦総本部牙城会
世界聖教会館で来館者に応対する総本部牙城会
世界聖教会館で来館者に応対する総本部牙城会

 広宣流布大誓堂、世界聖教会館など総本部周辺の会館で、警備を担っているのが総本部牙城会だ。かつて池田先生は本部で任務に就く牙城会と共に周辺の警備に歩き、「牙城会は、本部、会館、そして、学会員を守る大切な使命がある。だから、どんな小さいことも見過ごしてはいけない」と語った。牙城会は「師匠と同じ責任感に立つ」との精神を心に刻み、任務に臨んでいる。

 瀧本憲司さんが責任者を務める総群馬のグループもまた、この決意で総本部の任務に就く。本年7月、広宣流布大誓堂で任務となった日、研修会で来日していたコートジボワールの友を迎えた。師匠・池田先生を求める姿に感動した瀧本さんのグループのメンバーは、総本部に集う同志の喜びを、わが喜びとして感じられるよう、信心の歓喜をもって任務に就くことの大切さを改めて実感。これまでにグループのメンバー3人が友人への弘教を実らせた。瀧本さんも先日、離れて暮らす未入会の両親とオンラインで座談会に参加することができた。大誓堂完成10周年を迎えた「11・18」を新たな出発点として、グループ全員で霊山の池田先生に勝利をささげる決意に燃えている。

♦首都圏白蓮グループ
来館者を温かく迎える首都圏白蓮グループの友
来館者を温かく迎える首都圏白蓮グループの友

 “広布のお役に立ちたい”との求道心から諸行事の運営・整理役員や清掃などを担っていた女子部(当時)の友を、池田先生は「白蓮グループ」と命名。「泥沼の中でも汚れることなく、凜然と咲く白蓮の花のごとく」との期待が込められた名の通り、清らかな心で任務に就いてきた。女性部への発展に伴い、本年6月、首都圏の女性部・池田華陽会の代表メンバーによる「首都圏白蓮グループ」が結成された。広宣流布誓願勤行会や各種会合などの運営に携わっている。
 
 首都圏白蓮グループで“目の前の一人に尽くす心”を学ぶ総埼玉の朝倉優奈さんは、任務の中で忘れられない一こまがある。広宣流布大誓堂で行われた誓願勤行会の任務に就いた際、広布に生き抜き霊山へ旅立った母の写真を手に参加した少女に出会った。さまざまな思いを胸に、総本部へ集う学会員がいることを改めて知り、身の引き締まる思いがした。
 朝倉さんは、“総本部に集う会員の皆さまに安心してもらえるような笑顔でお迎えしよう”と決意。これまで以上に仕事や学会活動に打ち込むように。また、勇気を出して対話をする中で、先日開催された華陽カレッジには友人と一緒に参加することができた。「私の振る舞いから師の心を感じていただけるよう、朗らかに挑戦の日々を送ります」と朝倉さんは決意を込めて語る。

♦学生部・誓城会
創価文化センターでSGIの友の応対をする誓城会
創価文化センターでSGIの友の応対をする誓城会

 各種会合運営の任務に就いていた学生部創価班が、「誓城会」として出発したのは1985年。現在は創価文化センターの運営役員を担当し、世界中から訪れる学会員を爽やかに迎えている。
 誓城会では、会員奉仕に徹する大切さを実践の中で学ぶ。また、モットーの一つである「学生部の原動力に」を胸に、グループに在籍する1年間で友人への弘教を目指す「誓いの一世帯」を目標に掲げ、対話に挑戦している。
 
 茨城大学教育学部で学ぶ石川尊さんは、誓城会で副班長を務める。任務に就く日は夜明け前に起床し、片道2時間半かけて総本部へ。学業だけでなく、学内活動、地元組織での活動、アルバイトと多忙を極める日々を送っている。それでも、「この誓城会で得られる歓喜と触発は何ものにも代えがたい」と石川さんは言う。誓城会メンバー間で、功徳の体験と実証のエピソードを共有し、石川さんも自身の人間革命を懸けて折伏に挑戦する。
 毎回の任務に全力で臨むことで、日頃から自然と相手の立場に立って考えられるようになったと話す。
 先日行われた教育実習では、子どもたちの表情や様子に応じて臨機応変に行動できた。これも誓城会として任務に励んできた成果の一つと実感している。将来は生徒一人一人と真剣に向き合う教師になることが夢だと語る石川さん。その実現へ、学業とともに広布の学友と切磋琢磨の日々を歩んでいる。

♦学生部総本部牙城会
世界青年会館で任務に就く学生部総本部牙城会
世界青年会館で任務に就く学生部総本部牙城会

 学生部総本部牙城会は、日中の本部周辺の警備担当としてスタート。現在は世界青年会館で夜間の任務を担う。
 2006年9月28日、池田先生が同会館の前で任務に就くメンバーを車中から激励。その日は今、「学生部総本部牙城会の日」として、師匠との永遠の原点の日となっている。学生部総本部牙城会の友は、学会創立100周年を迎える2030年を目指し、知勇兼備のリーダーへと成長するため、毎回の任務に向けて、唱題、折伏、教学研さんの目標を具体的に立て、自身の壁に挑む。

 東京工業大学の理学院で学ぶ田中恵太さんは、授業の予習・復習のために1日4時間以上を勉強に充てている。その中で任務や指導会に臨む。「もともと人と話すのが苦手」と語る田中さんは、任務に対して恐怖心を持っていた。しかし一緒に任務に就く仲間の、来館する学会員への真心込めた振る舞い、こまやかな気遣いに感動。自身も、「目の前の一人に寄り添える人に成長したい」と、全力で任務に当たるとともに、友人との対話にも果敢に挑戦。積極的に人に話しかけられるようになった自身の変化に、信心の確信をつかんだ。
 この夏行われた学生の実習プログラムにも代表として参加するなど、学業でも結果を出し、普賢の勇者の模範と光る。

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