韓国が躍動の幹部会――南アジア・日本合同記念大会 池田先生の初訪韓35周年を祝賀
韓国が躍動の幹部会――南アジア・日本合同記念大会 池田先生の初訪韓35周年を祝賀
2025年8月17日
- 原田会長が激励 谷川SGI理事長ら交流団も出席
- 原田会長が激励 谷川SGI理事長ら交流団も出席
【ソウル】SGI(創価学会インタナショナル)発足50周年、池田大作先生の初訪韓35周年を祝賀する韓国SGIの第11回「本部幹部会」が15日、「南アジア・韓国・日本合同記念大会」の意義も込めて首都ソウルの池田記念講堂で盛大に行われた。これには、原田会長、谷川SGI理事長、韓国の金仁洙理事長、金暻希婦人部長をはじめ、「南アジア・韓国・日本合同研修会」で韓国を訪問中のインド、タイ、マレーシア、シンガポール、日本の交流団、韓国全土の代表ら3000人が出席。会合の模様は韓国各地の367会場に中継され、合わせて約5万人が集った。
【ソウル】SGI(創価学会インタナショナル)発足50周年、池田大作先生の初訪韓35周年を祝賀する韓国SGIの第11回「本部幹部会」が15日、「南アジア・韓国・日本合同記念大会」の意義も込めて首都ソウルの池田記念講堂で盛大に行われた。これには、原田会長、谷川SGI理事長、韓国の金仁洙理事長、金暻希婦人部長をはじめ、「南アジア・韓国・日本合同研修会」で韓国を訪問中のインド、タイ、マレーシア、シンガポール、日本の交流団、韓国全土の代表ら3000人が出席。会合の模様は韓国各地の367会場に中継され、合わせて約5万人が集った。
さあ、学会創立100周年の2030年へ!――前進の決意にあふれた韓国SGIの第11回「本部幹部会」「南アジア・韓国・日本合同記念大会」。韓国の友は、この日に向けて南アジア各国と日本の広布史を研さんし、仏法対話と人材拡大に励み抜いて集った(ソウルの池田記念講堂で)
さあ、学会創立100周年の2030年へ!――前進の決意にあふれた韓国SGIの第11回「本部幹部会」「南アジア・韓国・日本合同記念大会」。韓国の友は、この日に向けて南アジア各国と日本の広布史を研さんし、仏法対話と人材拡大に励み抜いて集った(ソウルの池田記念講堂で)
この日、アジアの同志を迎える韓国の友の表情は、ソウルの夏空と同じく晴れ晴れとしていた。
韓国に池田先生が初訪問したのは1990年9月21日。それは友の悲願だった。
過酷な日本の植民地支配の記憶が色濃く残り、日本への警戒感が強かった60年代、韓国の同志は学会に対する誤解や偏見に苦しんでいた。
またSGIが誕生した75年当時、韓国は政情不安などの影響で発足式に不参加。それでも韓国の同志は先生を求めて一途な信心を貫き、社会に地道に信頼を広げてきた。
ようやく90年に先生の初訪韓が実現。わずか1泊2日の滞在だったが、それは韓国広布の夜明けとなった。そして先生は98年、99年にも韓国へ。友と金の思い出を築いた。
この日、アジアの同志を迎える韓国の友の表情は、ソウルの夏空と同じく晴れ晴れとしていた。
韓国に池田先生が初訪問したのは1990年9月21日。それは友の悲願だった。
過酷な日本の植民地支配の記憶が色濃く残り、日本への警戒感が強かった60年代、韓国の同志は学会に対する誤解や偏見に苦しんでいた。
またSGIが誕生した75年当時、韓国は政情不安などの影響で発足式に不参加。それでも韓国の同志は先生を求めて一途な信心を貫き、社会に地道に信頼を広げてきた。
ようやく90年に先生の初訪韓が実現。わずか1泊2日の滞在だったが、それは韓国広布の夜明けとなった。そして先生は98年、99年にも韓国へ。友と金の思い出を築いた。
韓国を初訪問し、ソウルで開催された東京富士美術館所蔵の「西洋絵画名品展」を来賓らと鑑賞する池田先生。「日本の文化の大恩人」の韓国に「せめてものご恩返しの一分となれば」との先生の思いが結実した文化交流は、今日の日韓友好の原点と輝く(1990年9月)
韓国を初訪問し、ソウルで開催された東京富士美術館所蔵の「西洋絵画名品展」を来賓らと鑑賞する池田先生。「日本の文化の大恩人」の韓国に「せめてものご恩返しの一分となれば」との先生の思いが結実した文化交流は、今日の日韓友好の原点と輝く(1990年9月)
壮年部の朴眞晩さんは、98年の師との出会いを述懐する。
当時、花郎班(日本の創価班)として任務中の朴さんが写った写真が、池田先生から贈られた。「師の慈愛が胸にあふれました。全ての捉え方が前向きに変わりました」。失業中だったが就職を勝ち取るなど、幾多の苦難を報恩感謝の心で乗り越えた。
そうした師弟の歴史の原点となった先生の初訪韓35周年を記念する本部幹部会。韓国の同志は、この日を決勝点として進んできた。
壮年部の朴眞晩さんは、98年の師との出会いを述懐する。
当時、花郎班(日本の創価班)として任務中の朴さんが写った写真が、池田先生から贈られた。「師の慈愛が胸にあふれました。全ての捉え方が前向きに変わりました」。失業中だったが就職を勝ち取るなど、幾多の苦難を報恩感謝の心で乗り越えた。
そうした師弟の歴史の原点となった先生の初訪韓35周年を記念する本部幹部会。韓国の同志は、この日を決勝点として進んできた。
みなぎる広布前進の息吹!――韓国367会場を中継で結び5万人が参加
みなぎる広布前進の息吹!――韓国367会場を中継で結び5万人が参加
韓国の同志らが日本の交流団を大拍手で歓迎(ソウルの池田記念講堂で)
韓国の同志らが日本の交流団を大拍手で歓迎(ソウルの池田記念講堂で)
世界の中でも特に少子化が進む韓国にあって、“若い世代を糾合することが未来を開く力となる”と弘教拡大に挑戦し、昨年には1万人の青年が入会。さらに、入会した青年を中心に未来を担う人材に育てようと、訪問・激励に挑戦。そのうねりの中、「世界青年未来総会」と題した本年2月の座談会では5万5000人の青年・未来部世代が集った。
中でも模範の拡大をしたのは、全南第1方面。この地域で圏婦人部長を務める李貞美さんは徹底して一人に焦点を当て、リーダーと一緒に座談会の参加推進や教学研さんなどに取り組み、圏として全国をけん引する拡大を成し遂げた。
逆境を勝ち越え、青年が躍動し、広布の息吹みなぎる発展を続ける韓国。その勢いを象徴するように、今回の本部幹部会の冒頭、各地の会館に集った新入会の青年たち1100人が、各国の交流団を歓迎するパフォーマンスを披露した。
世界の中でも特に少子化が進む韓国にあって、“若い世代を糾合することが未来を開く力となる”と弘教拡大に挑戦し、昨年には1万人の青年が入会。さらに、入会した青年を中心に未来を担う人材に育てようと、訪問・激励に挑戦。そのうねりの中、「世界青年未来総会」と題した本年2月の座談会では5万5000人の青年・未来部世代が集った。
中でも模範の拡大をしたのは、全南第1方面。この地域で圏婦人部長を務める李貞美さんは徹底して一人に焦点を当て、リーダーと一緒に座談会の参加推進や教学研さんなどに取り組み、圏として全国をけん引する拡大を成し遂げた。
逆境を勝ち越え、青年が躍動し、広布の息吹みなぎる発展を続ける韓国。その勢いを象徴するように、今回の本部幹部会の冒頭、各地の会館に集った新入会の青年たち1100人が、各国の交流団を歓迎するパフォーマンスを披露した。
韓国全土の圏男子部長120人が、学会歌「紅の歌」の指揮を力強く。渾身の姿に決意の波動が広がった(同)
韓国全土の圏男子部長120人が、学会歌「紅の歌」の指揮を力強く。渾身の姿に決意の波動が広がった(同)
韓国の伝統舞踊を披露した平和芸術団「蓮(ヨン)」。両手に持った扇で波や花を華麗に表現し、幹部会に彩りを添えた(同)
韓国の伝統舞踊を披露した平和芸術団「蓮(ヨン)」。両手に持った扇で波や花を華麗に表現し、幹部会に彩りを添えた(同)
続いて、マレーシアのンー・ミン・フェイ副婦人部長が22人に仏法対話を実らせ、一家の宿命転換を果たした喜びなどを報告。山内総福島長は、東日本大震災からの復興へ、同志と共に不屈の心で歩む模様を語った。
韓国SGIの金仁洙理事長の後、原田会長は、この日が日本の終戦80年となり、韓国では「光復節」に当たることから、牧口常三郎先生を獄死に至らしめ、韓国やアジアの人々に塗炭の苦しみを与えた日本の軍国主義の歴史を振り返った。そして、苦悩にあえぐ民衆を救うため、生きて牢獄を出た戸田城聖先生が一人立ち上がり、アジア広布の夢が池田先生へと受け継がれてきたことを紹介。8月にアジアの同志が集い合った意義をかみ締め、共々に世界平和の実現へ次なる一歩を力強く踏み出そうと激励した。
終了後、参加した交流団の友は、次のような感想を寄せた。
「皆で小説『新・人間革命』の韓国に関する章を学んで臨みました。試練を乗り越えた韓国の戦いを、地元の同志にも伝えていきます」(タイのワッタナスティポン・ヤング壮年部責任者)
「国や歴史的な違いを超えて、同じ師匠のもとで心新たに出発したことに胸が熱くなりました。池田先生の目指した世界平和の実現へ、青年と共に足元から行動を起こしていきます」(濵﨑総東京女性部長)
続いて、マレーシアのンー・ミン・フェイ副婦人部長が22人に仏法対話を実らせ、一家の宿命転換を果たした喜びなどを報告。山内総福島長は、東日本大震災からの復興へ、同志と共に不屈の心で歩む模様を語った。
韓国SGIの金仁洙理事長の後、原田会長は、この日が日本の終戦80年となり、韓国では「光復節」に当たることから、牧口常三郎先生を獄死に至らしめ、韓国やアジアの人々に塗炭の苦しみを与えた日本の軍国主義の歴史を振り返った。そして、苦悩にあえぐ民衆を救うため、生きて牢獄を出た戸田城聖先生が一人立ち上がり、アジア広布の夢が池田先生へと受け継がれてきたことを紹介。8月にアジアの同志が集い合った意義をかみ締め、共々に世界平和の実現へ次なる一歩を力強く踏み出そうと激励した。
終了後、参加した交流団の友は、次のような感想を寄せた。
「皆で小説『新・人間革命』の韓国に関する章を学んで臨みました。試練を乗り越えた韓国の戦いを、地元の同志にも伝えていきます」(タイのワッタナスティポン・ヤング壮年部責任者)
「国や歴史的な違いを超えて、同じ師匠のもとで心新たに出発したことに胸が熱くなりました。池田先生の目指した世界平和の実現へ、青年と共に足元から行動を起こしていきます」(濵﨑総東京女性部長)
女子部のビクトリア・ウインド・オーケストラと、男子未来部の新世紀パイオニア・ウインドアンサンブルが、学会歌「威風堂々の歌」などを元気よく奏でた(同)
女子部のビクトリア・ウインド・オーケストラと、男子未来部の新世紀パイオニア・ウインドアンサンブルが、学会歌「威風堂々の歌」などを元気よく奏でた(同)
〽広布の大願 いざや果たさん――中継会場を結び、参加者全員で学会歌「誓いの青年(きみ)よ」を熱唱。師の心を継ぐ決意を込めて(同)
〽広布の大願 いざや果たさん――中継会場を結び、参加者全員で学会歌「誓いの青年(きみ)よ」を熱唱。師の心を継ぐ決意を込めて(同)
大邱(テグ)、慶北(キョンブク)、浦項(ポハン)の青年たちが月氏の国・インドの躍動するダンスをはつらつと(大邱広域寿城文化会館で)
大邱(テグ)、慶北(キョンブク)、浦項(ポハン)の青年たちが月氏の国・インドの躍動するダンスをはつらつと(大邱広域寿城文化会館で)
忠南(チュンナム)、忠北(チュンブク)、大田(テジョン)のメンバーが、シンガポールの友を歓迎する獅子舞の演舞を披露(大田文化会館で)
忠南(チュンナム)、忠北(チュンブク)、大田(テジョン)のメンバーが、シンガポールの友を歓迎する獅子舞の演舞を披露(大田文化会館で)
全南(チョンナム)、全北(チョンブク)、光州(クァンジュ)の友が、タイの音楽に乗せ、ちょうちんと打楽器で希望の波を表現(南光州幸福文化会館で)
全南(チョンナム)、全北(チョンブク)、光州(クァンジュ)の友が、タイの音楽に乗せ、ちょうちんと打楽器で希望の波を表現(南光州幸福文化会館で)
釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)、慶南(キョンナム)の若き力は、マレーシアの曲に合わせて情熱の舞を(釜山広域蓮堤文化会館で)
釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)、慶南(キョンナム)の若き力は、マレーシアの曲に合わせて情熱の舞を(釜山広域蓮堤文化会館で)
日本の桜や富士山などを人文字で表現したソウル、京畿(キョンギ)、仁川(インチョン)、江原(カンウォン)の友(韓国SGI本部の栄光会館で)
日本の桜や富士山などを人文字で表現したソウル、京畿(キョンギ)、仁川(インチョン)、江原(カンウォン)の友(韓国SGI本部の栄光会館で)
幹部会の会場となった池田記念講堂
幹部会の会場となった池田記念講堂