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〈池田大作先生アルバム フォトストーリー〉7 1990年9月22日~10月2日 福岡から九州縦断の激励行 2025年6月25日

  • 先駆の道をば 師子の如くに

 写真と共に先生と我らの共戦の足跡を紹介する連載「池田大作先生アルバム Photoストーリー」。今回は、1990年9月から10月にかけての、福岡から始まった九州訪問を取り上げる。

1990年9月27日、福岡市の九州池田講堂に駆けつけた大勢の友に、真心を込めて応える池田先生
1990年9月27日、福岡市の九州池田講堂に駆けつけた大勢の友に、真心を込めて応える池田先生

 福岡の友の喜びを映すかのように、澄み渡る青空が広がった。1990年(平成2年)9月27日、九州池田講堂に多くの友が駆けつけた。熊本へ出発する池田先生を見送るためである。
 講堂の階段から駐車場まで、友の熱気に包まれた。先生は一人一人に優しいまなざしを向けた。白い帽子を何度も振り、会釈を交わし、励ましを送った――。
 5日前の22日、歴史的な韓国初訪問を終えた先生は、福岡空港に到着。九州を縦断する激励行を開始した。
 翌23日、修学旅行中の関西創価中学校3年生と記念撮影。24日、長崎自動車道を車で走り、13年ぶりに佐賀を訪問した。
 午後3時ごろ、車は佐賀大和インターを降りて佐賀文化会館へ。先生は車中で「十三年 待ちに待ちたる 佐賀の旅 喜び満ちたる あの顔この顔」など3首の和歌を詠んだ。
 会館に到着すると、「佐賀の人は信用できる。裏切らない。一番信用できるのが佐賀だ」と万感の思いを語った。代表者勤行会では、「固く団結しながら、麗しき『栄え』の郷土、素晴らしき『栄え』の人生を築いていただきたい」と語った。
 25日、九州池田講堂で行われた第9回九州総会。先生は「遠くから、ようこそ」「本当にご苦労さま」と参加者に声をかけながら入場した。席上、仏法の証明は勝ちゆく中にある、と訴えた。
 この日、先生は詠んだ。「偉大なる 連続勝利の 九州は 先駆の道をば 師子の如くに」
 愛する九州同志の激励に全力を注ぐ中、26日には、アルゼンチンの国立ブエノスアイレス大学からシュベロフ総長一行を同講堂に迎え、対談を行った。
 27日、熊本平和会館を初訪問。記念植樹を行った後、その場にいた友に、師弟の道を真っすぐに歩んでいく大切さを強調した。
 28日、同会館で行われた熊本・大分合同記念会合。先生は「男子部はいるかい?」と問いかけた。「はいっ!」と元気いっぱいに立ち上がった男子部に提案した。「じゃあ、皆で『田原坂』を歌おう!」
 3番を歌い終わると、先生は「よく歌った! たいしたものだ」と。記念会合の席上、①張りのある勤行②無理と無駄のない生活③献身の行動④教養のある食生活、との「健康の四モットー」を提案した。
 続く29日、台風が接近する中、“青年たちが待っている”と鹿児島・霧島の九州研修道場(当時)へ向かった。到着後、嵐は過ぎ去り、美しい夕焼けが広がった。
 翌30日、同研修道場で開かれた全国男子青年部幹部会。先生は信心の確信を語った。
 「一番苦労した人こそが、一番成長するし、境涯を大きく開くことができる。それが信心である。また人生の真髄である。いささかの無駄もない」
 11日間の激励行の最終日となる10月2日、「世界平和の日」30周年の意義深い日に、先生は呼びかけた。
 ――九州は今の5倍の力を発揮できる。大九州城をつくろう!

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