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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 11月30日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 11月30日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送
2024年11月30日
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が11月30日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が11月30日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
11月30日放送 〈File.166 岩手県大船渡市/今野風花さん〉
11月30日放送 〈File.166 岩手県大船渡市/今野風花さん〉
漆に魅せられ 文化財を修繕
漆に魅せられ 文化財を修繕
震災の発生時、今野さんは小学5年生(11歳)。放課後の学校にいた。「経験したことのない大きな地震だった」。小学校は高台にあり無事だったが、大船渡市の沿岸部は津波に飲み込まれ、見慣れたはずの風景は跡形もなく消え失せた。
地元の大きな被害を目の当たりにし、「将来のことよりも、明日はどうなるのかという思いでいっぱいだった」と振り返る。小学校も休校となり、「みんなに会えるのか」という先の見えない不安もあったという。
現在、石川県立輪島漆芸技術研修所に通い、漆芸の伝統技法を学んでいる。大学生の時に、時代を超えても色あせない「漆」に魅力を感じ、「自分も何百年も残る作品を作りたい」と決意。卒業後、現在の研修所へ進んだが、2024年1月、能登半島地震が発生。自身は帰省していて被害を免れたが、研修所は被災し、授業もストップした。
研修所に戻れない日々が続く中、東日本大震災で全壊した岩手県の有形文化財「旧吉田家住宅主屋」の修繕依頼が入った。内容は主屋の板戸を漆塗りで仕上げること。研修生ながら「貴重な機会をいただきありがたい」と語る。現在は研修所の授業も再開し、漆職人を目指して、日々、漆芸の技術を磨いている。
そんな今野さんの「今」と「10年後の目標」とは?
震災の発生時、今野さんは小学5年生(11歳)。放課後の学校にいた。「経験したことのない大きな地震だった」。小学校は高台にあり無事だったが、大船渡市の沿岸部は津波に飲み込まれ、見慣れたはずの風景は跡形もなく消え失せた。
地元の大きな被害を目の当たりにし、「将来のことよりも、明日はどうなるのかという思いでいっぱいだった」と振り返る。小学校も休校となり、「みんなに会えるのか」という先の見えない不安もあったという。
現在、石川県立輪島漆芸技術研修所に通い、漆芸の伝統技法を学んでいる。大学生の時に、時代を超えても色あせない「漆」に魅力を感じ、「自分も何百年も残る作品を作りたい」と決意。卒業後、現在の研修所へ進んだが、2024年1月、能登半島地震が発生。自身は帰省していて被害を免れたが、研修所は被災し、授業もストップした。
研修所に戻れない日々が続く中、東日本大震災で全壊した岩手県の有形文化財「旧吉田家住宅主屋」の修繕依頼が入った。内容は主屋の板戸を漆塗りで仕上げること。研修生ながら「貴重な機会をいただきありがたい」と語る。現在は研修所の授業も再開し、漆職人を目指して、日々、漆芸の技術を磨いている。
そんな今野さんの「今」と「10年後の目標」とは?
BS-TBSの番組紹介ページ
これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。
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