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民音 タンゴ・シリーズ名古屋で開幕 楽団「パブロ・バジェ・セステート」が熱演 2026年1月19日

六重奏団「パブロ・バジェ・セステート」のエネルギッシュな演奏と、華麗なステップと歌声が織り成すステージに喝采が上がった(名古屋市内で)

 「民音タンゴ・シリーズ」が18日、名古屋市のNiterra日本特殊陶業市民会館で開幕した。
 本年は、タンゴが日本に初めて紹介されてから100周年を迎えるとされる。1970年にスタートした同シリーズは、アルゼンチンと日本の文化交流の象徴として多くの人に親しまれ、毎回、好評を博してきた。
 55回目となる本シリーズは、タンゴシーンの最前線ブエノスアイレスからパブロ・バジェ氏が、六重奏団「パブロ・バジェ・セステート」を率いて来日。19歳の新星歌手であるロドリゴ・モレル氏が歌声を響かせた。さらに、タンゴダンスの歴代世界王者が一堂に会し、“夢の共演”が実現した。
 公演では、古典の名曲から現代の新作まで「タンゴの歴史」を網羅したプログラムが次々と披露された。重厚な六重奏と、ダンサーの躍動感あふれる演技や足さばきが重なり合い、場内から歓声が上がった。
 後半には、バジェ氏が日本の“武士道”に感化されて作曲した「サムライ」や、民音創立者・池田先生に深い敬意を表して贈った献呈曲「レナセール(再生)」が初演された。
 同曲は、創立者が掲げた「音楽をもって、世界の民衆の心と心を結び、平和建設の一助とする」との理念に感銘を受けて作曲され、繊細で力強いメロディーが観客を魅了。会場からは、惜しみない拍手喝采が送られた。
 同公演は3月1日まで19都市で行われる。

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