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〈Seikyo Gift〉 新メンバーが語るSOKA――ノルウェー、インド 2024年1月7日

 「世界青年学会」の飛躍へ、新たな息吹で進む各国の友。新メンバーも各地で躍動しています。今回は、ノルウェーとインドの友が語ります。(2023年12月5日付)

使命の道でやりがいを実感
ミレイア・ロカベルさん(ノルウェー)

 私はスペイン出身です。スカンジナビア半島の美しさに魅了され、9年前、ノルウェーに来ました。しかし、言語の壁から、大学時代の専攻分野での職探しが難航し、レストランで働く日々。時がたつにつれ“こんな人生を変えたい”と思うようになりました。

 転機となったのは2018年。今後のために通い始めたノルウェー語教室で、SGIメンバーと出会ったのです。彼女とはすぐに友達に。悩みを相談したところ、日蓮仏法の話を聞きました。

 彼女を信頼し、会合へ参加。SGIの温かさに触れ、“私の居場所はここだ”と涙がこぼれました。そして“この信仰で人生を変えたい”と決意。翌年、入会しました。

 自身の使命を祈ると、道は開かれていきました。コロナ禍では、長時間の唱題に挑戦する中、病院内の消毒の仕事を見つけ、従事。そのことを機に、看護の分野に興味が湧き、21年、猛勉強の末、大学進学を果たすことができたのです。

世界文化遺産のブリッゲン地区。三角屋根のカラフルな木造建築が海辺に並ぶ
世界文化遺産のブリッゲン地区。三角屋根のカラフルな木造建築が海辺に並ぶ

 また、学業に専念したいと祈っていたところ、本年には念願のノルウェー国籍を取得。そのことで、金銭面での負担が減りました。現在は大学に通いながら、訪問介護サービスを提供する会社で働き、やりがいを感じる毎日です。

 入会前は、成り行き任せで生きていた私でしたが、目標に向かって努力するようになった姿を見て、家族や友人はびっくり! 当初、この信仰を疑っていた母も、私の変化に気付き、小説『新・人間革命』を読み始めました。

 信心に出合っていなければ、今の私はありません。これからも人間革命の挑戦を続け、使命に生き抜く決意です。

宿泊施設をつくる夢を実現
ダニシュ・ザカリアさん(インド)

 2019年、私は将来の目標もなく、就職にも行き詰まっていました。そんな時、同じジムに通い、よく相談に乗ってくれる友人が、「この信心は、必ず力になるよ」と声をかけてくれたのです。

 とても驚きました。数年前、別の友人からも創価学会の話を聞いたことがあったからです。“これは何かの縁だ”と思い、彼と一緒に唱題を始めました。

 その後、コロナ禍で外出が制限される中、私は祈りの実践を深め、友人が勧めてくれた池田先生の書籍『青春対話』をむさぼるように読みました。オンライン座談会にも参加し、20年にインド創価学会に入会しました。

 入会後、人生がまるで百八十度変わりました。大きな夢を持てるようになったのです。それは、家族が所有していた農地を宿泊施設に変えるという、大胆なアイデアでした。皆が「宿泊施設が一番コロナの影響を受けているのに?」と思う中、私は借金してまでこの夢を成し遂げることを決めて、真剣に祈りました。

 同年には三つの部屋を完成させ、施設をオープン。学会活動で培った精神を基盤に、客を温かく迎え入れる「世界一フレンドリーな宿泊施設」を目指しました。近くには川や滝などがあることから、ハイキングコースを考え、ペット宿泊も可能にしました。ペット歓迎の宿泊施設はこの地域では珍しく、たちまち注目を集めました。おかげで現在は、16の部屋を有するまでになりました!

 経済的に安定したこと以上に、信心の確信をつかめたことが、私にとって一番の勝利です。また、3人の友人が新たに入会し、彼らもまた功徳の体験を得ていることをうれしく思っています。

心に響いた友人の励まし
マドゥール・グンジャンさん(インド)

 “自分だけが楽しければいい”。学生時代は勉強をおろそかにし、学校仲間とのパーティーに明け暮れる日々でした。やがてアルコールなどに依存し、更生施設への入所が必要に。通院を続けながら普通の生活に戻り、就職も果たしましたが、職場の人間関係に悩み、わずか2年で仕事を辞めてしまいました。

 そんな中、高校時代からの親友が「力になりたい」と親身になって支え、頻繁に連絡をくれるようになりました。友人の励ましは私の心に深く響き、自然と、彼女が実践する信仰に興味を持つように。日蓮仏法の勉強会に参加する中で「私もインド創価学会(BSG)の一員になりたい」と決意し、2019年6月に入会しました。

 メンバーになってから、私は、新たな進路として、芸術の道を歩み出しました。大きなキャンバスに水彩画や油絵を用いて、自然や動物を描くアーティストとして3年目を迎えています。

インドを代表する経済都市ムンバイの街並み。高層ビルが林立する
インドを代表する経済都市ムンバイの街並み。高層ビルが林立する

 私にとって学会活動は誇りであり、生活の中心です。例えば、BSGが打ち出した「25トンプラスチック回収活動」。私は自分が住む地域のキャンペーンのリーダーになりました。メンバーや友人に呼びかけ、分別が難しいと感じる人に正しいごみの出し方や、プラスチックごみをきれいに洗ってから出すことの重要さなどを伝えました。この活動を通して、地域の人々や友人が、仏法に興味を示すようになりました。

 さらにうれしいことに、夫も自ら進んで入会しました。私は今、自分のエゴを打ち破り、人のために、社会のために行動できているのは、全て信心のおかげだと、感謝の思いでいっぱいです。

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