平和創造の「世界市民」を育成する 創価大学の国際力!
平和創造の「世界市民」を育成する 創価大学の国際力!
2024年10月1日
【創大・短大マガジン】
【創大・短大マガジン】
中央教育棟の2階にある「ワールドランゲージセンター」では、日常的に外国人留学生らと交流できる
中央教育棟の2階にある「ワールドランゲージセンター」では、日常的に外国人留学生らと交流できる
今、地球規模の“危機の時代”と言われ、世界を舞台に活躍できる価値創造の人材が強く求められている。今回の「創大・短大マガジン」では、創価大学の国際力を特集。同大学国際部の赤石澤敏和国際交流課長と斎藤光子留学生課長に話を聞いた。
今、地球規模の“危機の時代”と言われ、世界を舞台に活躍できる価値創造の人材が強く求められている。今回の「創大・短大マガジン」では、創価大学の国際力を特集。同大学国際部の赤石澤敏和国際交流課長と斎藤光子留学生課長に話を聞いた。
【ここが魅力!】
・五大陸に広がる海外ネットワーク
・留学生との共同生活で培う多様性
・「学生主体」で取り組む真心の交流
【ここが魅力!】
・五大陸に広がる海外ネットワーク
・留学生との共同生活で培う多様性
・「学生主体」で取り組む真心の交流
◆インタビュー
国際交流課 課長 赤石澤敏和さん
留学生課 課長 斎藤光子さん
◆インタビュー
国際交流課 課長 赤石澤敏和さん
留学生課 課長 斎藤光子さん
――創価大学を訪れると、行き交う外国人留学生の多さに驚かされます。
赤石澤 創価大学は、創立者・池田先生が先頭に立って国際交流の道を開拓してくださり、今や、日本の大学の国際化をけん引する学府の一つに発展しました。そのネットワークは世界五大陸へと広がり、現在、69カ国・地域の262大学と学術交流協定を結んでいます(本年9月現在)。
――創価大学を訪れると、行き交う外国人留学生の多さに驚かされます。
赤石澤 創価大学は、創立者・池田先生が先頭に立って国際交流の道を開拓してくださり、今や、日本の大学の国際化をけん引する学府の一つに発展しました。そのネットワークは世界五大陸へと広がり、現在、69カ国・地域の262大学と学術交流協定を結んでいます(本年9月現在)。
国際交流課 赤石澤敏和 課長
国際交流課 赤石澤敏和 課長
斎藤 外国人留学生も多く、昨年は短期も含めると1153人を受け入れました。年間を通じて10人に1人以上の留学生が在籍しており、学生たちは授業や学内行事、クラブ、寮生活など、日常的に海外の多様な文化に触れ、自然に国際感覚を養うことができます。
斎藤 外国人留学生も多く、昨年は短期も含めると1153人を受け入れました。年間を通じて10人に1人以上の留学生が在籍しており、学生たちは授業や学内行事、クラブ、寮生活など、日常的に海外の多様な文化に触れ、自然に国際感覚を養うことができます。
留学生課 斎藤光子 課長
留学生課 斎藤光子 課長
――そうした環境の中での学びは、語学習得にも役立ちそうですね!
斎藤 はい! 「ワールドランゲージセンター」という施設では、留学生らとの多言語での会話や、幅広いテーマのディスカッション等もできます。やる気次第でいくらでも語学を学べ、日本人学生から「海外の大学にいるみたい!」と好評です。
赤石澤 日本人の海外への留学制度も充実しています。交換留学先の大学は100校以上。海外短期研修、海外インターンシップ、海外ボランティア、2大学で学位を取得できるダブル・ディグリーコースなど、学生のレベルや幅広いニーズに合わせた豊富な海外修学体験をご用意しています。
――こうした豊かな国際性は、学外からも高く評価されていますね。
斎藤 2014年には、国が世界レベルの研究・教育に取り組む大学を支援する、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択され、18年と21年の中間評価でも、2回連続で最高評価「S」を獲得しました。
昨年は、イギリスの教育専門誌が発表した「THE日本大学ランキング2023」において、「国際性」の分野で6位(首都圏2位)に入り、4年連続でトップ10入りを果たしました。
――そうした環境の中での学びは、語学習得にも役立ちそうですね!
斎藤 はい! 「ワールドランゲージセンター」という施設では、留学生らとの多言語での会話や、幅広いテーマのディスカッション等もできます。やる気次第でいくらでも語学を学べ、日本人学生から「海外の大学にいるみたい!」と好評です。
赤石澤 日本人の海外への留学制度も充実しています。交換留学先の大学は100校以上。海外短期研修、海外インターンシップ、海外ボランティア、2大学で学位を取得できるダブル・ディグリーコースなど、学生のレベルや幅広いニーズに合わせた豊富な海外修学体験をご用意しています。
――こうした豊かな国際性は、学外からも高く評価されていますね。
斎藤 2014年には、国が世界レベルの研究・教育に取り組む大学を支援する、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択され、18年と21年の中間評価でも、2回連続で最高評価「S」を獲得しました。
昨年は、イギリスの教育専門誌が発表した「THE日本大学ランキング2023」において、「国際性」の分野で6位(首都圏2位)に入り、4年連続でトップ10入りを果たしました。
――創大の取り組みが成功している要因は何ですか。
赤石澤 「人間主義」の精神に基づく「学生主体」の伝統が脈打っているからだと感じます。
その一例が留学経験者で構成される学生有志の団体「創価大学ワールド会」の取り組みです。同会では、日本人学生の留学支援や外国人留学生の歓迎イベントなど、国際交流に向けた幅広いサポートを学生自らが無償で行っています。約40年の歴史を誇る同会ですが、実は数年前、コロナ禍で留学そのものができず存続自体が厳しい状況にありました。しかし、創立者から託された「世界市民」輩出の使命を果たそうと懸命に伝統を受け継ぎ、組織や取り組みを刷新・強化してきました。
先日も、文科省が進める留学促進事業の一環で行われたオンライン会議で、ワールド会がその多彩な取り組みを紹介。また中央大学や東北大学と合同で、オンライン留学相談会を開催するなど、他大学とも協働し、大学生の国際交流推進に取り組んでいます。
――創大の取り組みが成功している要因は何ですか。
赤石澤 「人間主義」の精神に基づく「学生主体」の伝統が脈打っているからだと感じます。
その一例が留学経験者で構成される学生有志の団体「創価大学ワールド会」の取り組みです。同会では、日本人学生の留学支援や外国人留学生の歓迎イベントなど、国際交流に向けた幅広いサポートを学生自らが無償で行っています。約40年の歴史を誇る同会ですが、実は数年前、コロナ禍で留学そのものができず存続自体が厳しい状況にありました。しかし、創立者から託された「世界市民」輩出の使命を果たそうと懸命に伝統を受け継ぎ、組織や取り組みを刷新・強化してきました。
先日も、文科省が進める留学促進事業の一環で行われたオンライン会議で、ワールド会がその多彩な取り組みを紹介。また中央大学や東北大学と合同で、オンライン留学相談会を開催するなど、他大学とも協働し、大学生の国際交流推進に取り組んでいます。
創価大学ワールド会の友らが、互いの留学体験などを語り合う
創価大学ワールド会の友らが、互いの留学体験などを語り合う
斎藤 こうした学生同士で育む友情や真心に、海外からの留学生もとても感動するようです。交換留学生として創大で学んだ学生が、“もう一度、ここで学びたい!”と、大学院生としてキャンパスに戻ってくる“リピーター”も多く出ています。
――“世界市民の絆”の広がりを感じますね。今後の抱負はありますか。
赤石澤 グローバル化が進んだ今、国際舞台で活躍できる人材は、いや増して求められています。創大が人間教育の世界的な拠点としてさらに発展し、平和で持続可能な未来をリードする「創造的世界市民」を数多く輩出できるよう、全力を尽くします。
斎藤 創立者が「留学生と友情を結ぶことは、世界に友情を広げることである」と示された通り、各国の未来を担う留学生たちと共に、平和への連帯をさらに広げていきます。
斎藤 こうした学生同士で育む友情や真心に、海外からの留学生もとても感動するようです。交換留学生として創大で学んだ学生が、“もう一度、ここで学びたい!”と、大学院生としてキャンパスに戻ってくる“リピーター”も多く出ています。
――“世界市民の絆”の広がりを感じますね。今後の抱負はありますか。
赤石澤 グローバル化が進んだ今、国際舞台で活躍できる人材は、いや増して求められています。創大が人間教育の世界的な拠点としてさらに発展し、平和で持続可能な未来をリードする「創造的世界市民」を数多く輩出できるよう、全力を尽くします。
斎藤 創立者が「留学生と友情を結ぶことは、世界に友情を広げることである」と示された通り、各国の未来を担う留学生たちと共に、平和への連帯をさらに広げていきます。
◆留学経験者の声
◆留学経験者の声
大手電池事業会社
西野義輝さん(2016年卒業)
大手電池事業会社
西野義輝さん(2016年卒業)
国内最大手の電池事業会社で、消費者向け乾電池事業の海外マーケティングを担当しています。
入社以来、現地駐在や出張などで、15カ国以上を訪問。各国の文化や言語を学び、人々の懐に飛び込んで仕事ができているのは、創大時代の留学経験の賜物です。
創大3年の時、南米ボリビアのデル・バーリエ大学に交換留学へ。日本人がほとんどいない、こうした大学とも交流協定があることは、創立者・池田先生が世界中に信頼の絆を結ばれた証しであり、創大の大きな特長の一つです。
公用語であるスペイン語には自信があったのですが、留学初日、空港に迎えに来たホストファザーの言葉が全く分からず、早くも挫折。それを転機に猛勉強し、現地の学生と一緒に受けた前期期末試験では2科目で満点。後期は履修した全授業で最高評価を獲得し、成績優秀者に選出されました。
また、現地の学内で核兵器廃絶に関する展示会を開催したり「日本クラブ」を設立したりと、多くの挑戦の思い出を刻みました。
現在、恩返しの思いで、創大キャリアセンター主催の課外講座「グローバルリーダーカレッジ(GLC)」に、卒業生スタッフとして携わらせていただいています。
“創大を世界一の大学に!”との誓いのままに、世界中で価値創造の実証を示していきます!
国内最大手の電池事業会社で、消費者向け乾電池事業の海外マーケティングを担当しています。
入社以来、現地駐在や出張などで、15カ国以上を訪問。各国の文化や言語を学び、人々の懐に飛び込んで仕事ができているのは、創大時代の留学経験の賜物です。
創大3年の時、南米ボリビアのデル・バーリエ大学に交換留学へ。日本人がほとんどいない、こうした大学とも交流協定があることは、創立者・池田先生が世界中に信頼の絆を結ばれた証しであり、創大の大きな特長の一つです。
公用語であるスペイン語には自信があったのですが、留学初日、空港に迎えに来たホストファザーの言葉が全く分からず、早くも挫折。それを転機に猛勉強し、現地の学生と一緒に受けた前期期末試験では2科目で満点。後期は履修した全授業で最高評価を獲得し、成績優秀者に選出されました。
また、現地の学内で核兵器廃絶に関する展示会を開催したり「日本クラブ」を設立したりと、多くの挑戦の思い出を刻みました。
現在、恩返しの思いで、創大キャリアセンター主催の課外講座「グローバルリーダーカレッジ(GLC)」に、卒業生スタッフとして携わらせていただいています。
“創大を世界一の大学に!”との誓いのままに、世界中で価値創造の実証を示していきます!
創大ワールド会 代表
渡辺優子さん(経済学部4年)
創大ワールド会 代表
渡辺優子さん(経済学部4年)
自己肯定感が低く、英語の聞き取りが苦手だった私にとって、留学は「自分には関係ない」事柄でした。転機となったのは、世界で活躍する卒業生の講演を聴く「ワールドビジネスフォーラム」の授業でした。体験を語る卒業生はキラキラと輝いていて、皆、留学を経験していたのです。
“自分もあんな風に変わりたい”と留学への挑戦を開始。多くの人に支えられながら猛勉強を重ね、3年の時に米デラウェア大学への交換留学が実現しました。
友の輪に積極的に飛び込む中で、宗教や文化の違う多くの友人と仲良くなれたり、初めは全く聞き取れなかった英語が突然すらすらと使えるようになったりと、留学を通して学問的にも精神的にも自信がつきました。ハーバード大学での学生国際会議などにも参加し、最高の思い出を刻みました。
現在、学生主体で留学支援に取り組む「創価大学ワールド会」の代表を務めています。40カ国以上の多彩な留学経験を持つ約180人の最高の仲間と共に、先輩から頂いた恩を後輩に受け渡せることが本当に幸せです。就職活動でも大手ITコンサルティング企業から内定をいただきました。
創大は思った以上の自分に成長できる場所です。この感謝を胸に、どこにあっても、なくてはならない存在に成長していきます!
自己肯定感が低く、英語の聞き取りが苦手だった私にとって、留学は「自分には関係ない」事柄でした。転機となったのは、世界で活躍する卒業生の講演を聴く「ワールドビジネスフォーラム」の授業でした。体験を語る卒業生はキラキラと輝いていて、皆、留学を経験していたのです。
“自分もあんな風に変わりたい”と留学への挑戦を開始。多くの人に支えられながら猛勉強を重ね、3年の時に米デラウェア大学への交換留学が実現しました。
友の輪に積極的に飛び込む中で、宗教や文化の違う多くの友人と仲良くなれたり、初めは全く聞き取れなかった英語が突然すらすらと使えるようになったりと、留学を通して学問的にも精神的にも自信がつきました。ハーバード大学での学生国際会議などにも参加し、最高の思い出を刻みました。
現在、学生主体で留学支援に取り組む「創価大学ワールド会」の代表を務めています。40カ国以上の多彩な留学経験を持つ約180人の最高の仲間と共に、先輩から頂いた恩を後輩に受け渡せることが本当に幸せです。就職活動でも大手ITコンサルティング企業から内定をいただきました。
創大は思った以上の自分に成長できる場所です。この感謝を胸に、どこにあっても、なくてはならない存在に成長していきます!
◆創大 短大 2025年度入試 出願を受け付け
◆創大 短大 2025年度入試 出願を受け付け
創価大学、創価女子短期大学では、2025年度の入学者を募集している。入試の出願受け付けの日程は、次の通り。
◇
【創価大学】
〈総合型選抜〉
基礎学力方式=24年11月1日(金)から11日(月)まで。
小論文方式=24年11月22日(金)から12月6日(金)まで。
〈一般選抜〉
大学入学共通テスト利用入試(前期)=24年12月18日(水)から25年1月17日(金)まで。
全学統一入試=24年12月18日(水)から25年1月20日(月)まで。
一般入試=24年12月18日(水)から25年1月30日(木)まで。
一般入試(後期)=25年1月31日(金)から2月20日(木)まで。
大学入学共通テスト利用入試(後期)=25年2月21日(金)から3月7日(金)まで。
【創価女子短期大学】
自己推薦入試、同窓生推薦入試=24年10月2日(水)まで。
公募推薦入試=24年11月4日(月)から20日(水)まで。
一般入試=25年1月6日(月)から18日(土)まで。
※全て締め切り日消印有効。詳細は、各ホームページを参照。
お問い合わせは、「創大アドミッションズセンター」〈042(691)4617〉、「創価女子短期大学入試事務室」〈042(691)9480〉まで。
※創大のPASCAL入試、グローバル人材育成入試の出願受け付けは終了しました。
創価大学
創価女子短期大学
創価大学、創価女子短期大学では、2025年度の入学者を募集している。入試の出願受け付けの日程は、次の通り。
◇
【創価大学】
〈総合型選抜〉
基礎学力方式=24年11月1日(金)から11日(月)まで。
小論文方式=24年11月22日(金)から12月6日(金)まで。
〈一般選抜〉
大学入学共通テスト利用入試(前期)=24年12月18日(水)から25年1月17日(金)まで。
全学統一入試=24年12月18日(水)から25年1月20日(月)まで。
一般入試=24年12月18日(水)から25年1月30日(木)まで。
一般入試(後期)=25年1月31日(金)から2月20日(木)まで。
大学入学共通テスト利用入試(後期)=25年2月21日(金)から3月7日(金)まで。
【創価女子短期大学】
自己推薦入試、同窓生推薦入試=24年10月2日(水)まで。
公募推薦入試=24年11月4日(月)から20日(水)まで。
一般入試=25年1月6日(月)から18日(土)まで。
※全て締め切り日消印有効。詳細は、各ホームページを参照。
お問い合わせは、「創大アドミッションズセンター」〈042(691)4617〉、「創価女子短期大学入試事務室」〈042(691)9480〉まで。
※創大のPASCAL入試、グローバル人材育成入試の出願受け付けは終了しました。
創価大学
創価女子短期大学
※創大・短大マガジンのバックナンバーが無料で読めます!
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kansou@seikyo-np.jp
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