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ルポ「初めての家庭コン」 東京・武蔵野総区の友がやってみた! 2024年7月10日

  • 子育て世代が今求める“おしゃべり”という励まし
笑顔にあふれる東京・武蔵野総区の家庭コンの一幕。参加者同士が各家庭の“子育てトーク”で盛り上がる(6日、三鷹平和会館で)
笑顔にあふれる東京・武蔵野総区の家庭コンの一幕。参加者同士が各家庭の“子育てトーク”で盛り上がる(6日、三鷹平和会館で)

 子育て世代が今、求めるものは? 行政的支援はもちろん、“話を聞いてもらえる”“気持ちを分かってくれる”という安心と共感の場も“チカラ”になるのではないでしょうか。そのようなパパ・ママの“居場所”を提供してきたのが学会の家庭教育懇談会(通称=家庭コン)です。今月開催された東京・武蔵野総区の家庭コンの様子を追いました。(記事=豊泉健太)

少人数に分かれての語らい。どのグループでも参加者が次々と話し出し、自然と笑顔に(6日、三鷹平和会館で)
少人数に分かれての語らい。どのグループでも参加者が次々と話し出し、自然と笑顔に(6日、三鷹平和会館で)

 今月6日午後、家庭コンの会場となった東京・三鷹平和会館には子育て世代のパパ・ママたちが続々と集ってきました。そのほとんどが、家庭コン初参加。開始前、“家庭教育懇談会”という名称からどんな印象を抱くのか参加者に聞きました。
 
 「皆さんと打ち解けられるか不安があります」「どんなことをするのか、あまり想像がつかない」――家庭コンへのさまざまな思いを持った参加者たちと同様に、組織のリーダーたちも、開催に至るまでいろいろな思いを抱えていました。

武蔵野総区の組織のリーダーと教育本部、未来本部の責任者が集まり討議を(6月9日、三鷹平和会館で)
武蔵野総区の組織のリーダーと教育本部、未来本部の責任者が集まり討議を(6月9日、三鷹平和会館で)

 家庭コン実施の出発点となったのは1カ月前の6月9日。この日、総区の会議が行われました。
 
 武蔵野総区では、普段から総区のリーダーが集まり、未来部育成のための打ち合わせを行っています。
 
 宮崎総区長が会議の目的を端的に教えてくれました。
 
 ◎未来部員が喜んで活動できるようにサポートする。
 
 ◎未来部育成を重点的にできるよう配慮・調整を行う。
 
 ◎未来部員がいる家庭を応援する。
 
 今回の会議では、家庭コン開催を目指して広く意見を聞くため、参加対象を拡大しました。分区組織のリーダー、総区の教育本部、未来本部のリーダーが出席。悩んでいる家庭だけが対象なのかなど、家庭コンへの“本音”が交わされていきました。
 
 ――「皆さんの前だと、子育ての悩みを相談しづらい人もいるのではないか」
 
 「大事だというのは分かるけれど、他の会合もある中で負担にならないか心配」
 
 「幹部から信心指導を受ける場なのか」
 
 「最前線の組織からは“家庭コンのイメージが湧かない”という意見が出た」――
 
 家庭コンの必要性は全員が抱きつつも、実施に向けて感じる課題はさまざまでした。

東京・武蔵野総区の家庭コン。パパもママも、子どもへの思いや子育ての様子を、ざっくばらんに語り合った(6日、三鷹平和会館で)
東京・武蔵野総区の家庭コン。パパもママも、子どもへの思いや子育ての様子を、ざっくばらんに語り合った(6日、三鷹平和会館で)

 その中で、未来本部のリーダーが、思いを口にしました。
 
 「家庭の中でいろんな気持ちを抱えている方がいる。相談したくてもぶつける先が分からない。そんな人たちのためにも家庭コンを開催する意味は大きいと思います」
 
 その後も本音が飛び交う中で、“子育て世代が抱える不安を少しでも取り除きたい。皆で応援していきたい”という思いが一致しました。
 
 そして、「子育て世代を組織として応援するとのメッセージを発信するため、総区で家庭コンを開催する」ということに至ったのです。
 
 家庭コンは主に、支部や本部単位で行うことが多い。しかし、話し合いの中で“各支部・本部が継続的に実施できるよう、まずは一度、総区で行い、「モデルケース」を示そう”という結論になりました。
 
 家庭コンの当日。冒頭、VODに新たに収録された教育セミナーを視聴した後、少人数のグループに分かれての語らいがスタート。
 
 最初は緊張した表情を見せていた参加者たちも、子どもの成長の様子、子育ての失敗談など、思い思いに話し出します。事前に話すことを考えていなくても、悩みを引き出そうとしなくても、子育てには子どもと親の数だけドラマがあります。最後まで話題が尽きることはありませんでした。

終了後に参加者がアンケートを記入。「うれしかった」という声が多く寄せられました
終了後に参加者がアンケートを記入。「うれしかった」という声が多く寄せられました

 
 終了後、参加者が記入したアンケートには、こんな感想が寄せられました。
 
 「とても話しやすい雰囲気の中で自分の話をすることができた」
 
 「いくら時間があっても足りないと感じるくらい話したいことが出てきた」
 
 「ぜひ定期的に開催してほしい」
 
 「悩みに対して教育本部の方が経験をもとに的確に助言してくれて良かった」
 
 家庭コンの様子を見ていると、子育てについて“おしゃべり”する中で、子育ての楽しさに改めて気付いたり、各家庭での“あるある”などで話に花が咲く場面がたくさんありました。相手を思う参加者同士の優しい相づちや表情、共感の声かけ――子育て世代にとって自由に語り合える場所自体が、温かい励ましの機会となっていました。
 
 その輪の中で教育本部や未来本部のリーダーら主催者側は、じっくり耳を傾ける“聞き役”として話を回しつつ、参加者という“主役”をサポート。意見を求められたら、寄り添いながら、アドバイスと励ましを送っていました。
 
 今回の武蔵野総区の家庭コンの成否は、終了後の参加者たちの晴れ晴れとした表情が全てを物語っていました。
 
 総区のリーダーは、参加者が帰路に就く後ろ姿を見つめながら話してくれました。
 
 「子育て世代が元気になってくれればうれしいです。皆さんの表情を見て、何があっても地道にやっていこうと決意しました」

参加者の思いに寄り添い、話しやすい家庭コンを行っていくため、懇談会終了後に教育本部の友が意見交換をする場面も見られました
参加者の思いに寄り添い、話しやすい家庭コンを行っていくため、懇談会終了後に教育本部の友が意見交換をする場面も見られました
◆やってみた人の声
宮崎総区長

 開催までの準備の負担を心配する声もありましたが、おしゃべりすることが中心なので、組織にとって大きな負担にはならないと感じました。今後は支部や本部単位で開きながら、子育て世代を皆で応援できるように挑戦していきます。

外立総区女性部長

 教育本部・未来本部のリーダーと、私たち組織のリーダーが家庭コンのイメージを共有することが重要だと感じました。子育てを頑張っているパパ・ママが少しでも元気になればとの思いで実施し、皆さんが喜んでくれて良かったです。

◆参加してみた人の声
パパさん

 いろいろな年代のお子さんを抱えた参加者と話すことができ、自分の子どもがどのように育っていくのかイメージを持つことができました。何でも話せる雰囲気が良かったです。今は目の前のことで必死ですが、これからも子育てを頑張ろうと思いました。

ママさん

 家にいると自分の子ども(未就学)のことしか知ることができず、子育てに対して不安になることも多いです。ですが今回、家庭コンに参加してさまざまな年代の子どもの子育てを経験している方と語り合うことで、視野がとても広がりました。

家庭コンの流れ
VODを活用しよう

 ①最初にVODの教育セミナー「子どものいいところ応援計画」を視聴。その中で懇談テーマが提示されるので語らいが進めやすくなっています。

 ②自己紹介をしながら“おしゃべり”を始めていきましょう。子育てのエピソードは千差万別なので話題は尽きません。

 ③終了後も、参加者の笑顔のおしゃべりは続きます。子どもたちも「地区」を超えて同年代とゲームなどで交流を。

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