- ルビ
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 5月14日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2022年5月9日
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が、5月14日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
5月14日放送 <File.33 宮城県七ケ浜町/渡邊陽太さん>

子どもたちに紙芝居で震災伝え
渡邊陽太さんは小学2年生、8歳の時に被災。下校時はいつもと変わらない景色だったが、震災翌日には学校の前が瓦礫に覆われ、見慣れた風景が一変したことに、がくぜんとした。
さらに、帰宅しても電気はつかず、「普段の生活」に戻ることができるのかと、子どもながらに不安な気持ちでいっぱいだったという。
現在、「きずなFプロジェクト」という団体でボランティア活動に参加している。活動の中心は、震災を体験していない子どもたちに、紙芝居を通して当時の状況を分かりやすく伝えること。
その発端は渡邊さんたちの中学時代にまでさかのぼる。学校主導の「震災学習」を受けた生徒たちが、自ら「街の復興の役に立ちたい」と教師に話を持ち掛けたのがきっかけだった。
そして、活動内容も生徒たちが高校生、大学生となるにつれて「進化」。1人でも多くの人の震災の記憶がなくなることを防ぎたいという思いで活動を続けてきた。
そんな渡邊さんの「今」と「10年後の目標」とは?

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