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〈Seikyo Gift〉 犬はどうしてかむの? 直す方法は?〈ペット大好き〉 2024年5月25日

ドッグトレーナー 瀬形朋也さん

 ペット好きの皆さん、動物好きの皆さん、お待たせしました! ペット関連の情報をお届けするページ、「ペット大好き」のスタートです。ペットを飼う時に知っておきたい基礎知識、しつけの方法、ペットの魅力などを発信していきます(月1回予定)。今回のテーマは、「犬はどうしてかむの? 直す方法は?」。犬が人や物をかむ理由、しつけのポイントについて、ドッグトレーナーで豊中瀬形愛犬しつけ教室代表の瀬形朋也さんに聞きました。(4月17日付)

かむ理由3選
好きすぎて カプッ

 人の赤ちゃんは、泣くことで思いを伝えようとします。それと同じように、犬にとって、かむことはコミュニケーションそのものです。怒ってかむばかりではありません。“甘えたい”“好きすぎる”という気持ちで、カプッと、かむこともあります。
 また、生後6、7カ月ごろは、乳歯から永久歯に生え替わる時期。歯がかゆかったり、気になったりして、いろいろな物をかむようになります。
 生後1年くらいの間に、人がけがをするような“本気がみ”にならないよう、しつけをすることが大切です。

守るため ガブッ

 突然かむのは、防衛本能でかんでいることが多いです。触ろうとした瞬間、爪切りやシャンプーの時、犬がストレスを感じてガブッとされることもあります。
 「寝ている時に、一定の距離に近づかれるとかむ」という子もいます。睡眠中は無防備になるので、特に防衛本能が強く働きます。その場合は、安心して眠れるケージなどに移動するトレーニングをするといいでしょう。

寂しくて ガリガリ

 家にある物を、手当たり次第かまれて困っている人はいませんか? クッションを破いて綿を出したり、木製の家具をガリガリかんだり――犬は、かむことで変化する物が大好きなんです。
 留守番が多かったり、散歩不足だったり、飼い主さんと遊ぶ時間が少なくて、その不満をぶつけているのかもしれません。かんでもよいおもちゃで遊ばせるなどして、たくさんの愛情を注ぐことが、かみ癖の防止にもつながります。

しつけのポイント
お座りで褒める

 犬は、「かまないで!」と言われても、困ってしまいます。そこでオススメなのが代替行動です。かむ代わりに、別の行動をさせるトレーニングです。
 例えば「お座り」です。人や物をかみそうな時、お座りをさせて、できたらご褒美をあげる。これを繰り返します。
 犬は、ご褒美をもらった直前の行動が増え、それより前の行動は少なくなっていくと考えられているのです。

叱るか 無視するか

 かまれた時に叱るか無視をするか、悩みますよね。「こっちが正解!」と断言したいところですが、実際はケース・バイ・ケース。
 例えば、甘がみをしてきた時に無視をすると、犬が“あれ? かんでも反応しないな”と、かまなくなるケースもあります。
 一方で、“うちの飼い主さんは、かむと絶対にかまってくれる”と、確信をもっている子に対して無視をすると、“あれ、おかしいな? もっと強くかんでみよう”となってしまうこともあるんです。
 どっちが効果的か、試しながら、その子に合わせた“正解”を見つけましょう。

触られるのが苦手

 特定の場所を触られるのが苦手で、かんでしまう子がいます。できれば子犬のうちに、どこを、どのように触るとかむのか、見つけたいところです。
 例えば、前足の先端を触ると怒る場合は、背中など離れた場所から少しずつ触り、かまなければご褒美をあげます。これを繰り返し、少しずつ触れる範囲を広くしていくといいでしょう。

飼い主との時間が一番

 体罰はもちろん、感情的に怒ってばかりのしつけも絶対NGです。それによって、かむことがなくなり、お利口に見えることがあります。しかし、怒られてばかりの犬は、感情を無くしてしまうことがあります。これでは、幸せな関係とは言えません。
 私たち人にとっての楽しみは、いろいろあります。友達がいたり、遊んだり。でも、ペットにとっては、飼い主さんとの時間が“一番の楽しみ”なんです。
 かむことを一方的に叱るのではなく、なぜかむのか、犬の気持ちに寄り添い、飼い主さん自身の愛犬に対する姿勢を見つめることから始めてほしいと思います。

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