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〈インタビュー〉 梅沢富美男劇団 「梅沢富美男 研ナオコ特別公演」 2024年5月30日

8月18日(日)から 大阪・新歌舞伎座
10月に東京・明治座で

 「梅沢富美男劇団 梅沢富美男 研ナオコ特別公演」が、開場65周年を迎えた大阪・新歌舞伎座で8月18日(日)から行われる。座長を務める梅沢富美男さんに、公演の見どころや意気込みを聞いた。

座長の梅沢富美男さん
座長の梅沢富美男さん

 本公演は、梅沢富美男劇団が総力を挙げて届ける“3本立て”の豪華エンターテインメント。
 
 第1部の「大笑い! 富美男とナオコの花戦、女の意気地」は、同劇団の人気作。梅沢さんと研ナオコさんが演じる芸者同士のプライドのぶつかり合いや、切ない女心が描かれた、笑いあり、涙ありの人情喜劇だ。
 
 第2部は、二人が名曲を熱唱する歌謡オンステージ。第3部は、梅沢さんが自身の“代名詞”でもある女形に身を変えて、舞踊を披露する。
 
 「研さんとは、一昨年にも大阪・新歌舞伎座でこの公演をさせていただき、大変好評でした。今回は、さらにパワーアップしてお送りしますよ。歌もたっぷり聴いてください。そして、公演の最後は前回から一新し、お姫さまとお殿さまの舞踊ショー。豪華絢爛な衣装を用意して、出演者全員で派手に舞わせていただきます」
 
 大阪・新歌舞伎座の舞台は、観客との距離が近いことでも知られるが、梅沢さん自身、大阪での公演には強い思い入れがある。
 
 「(京都・大阪を中心とする)『上方』は、昔から文化の中心地。今も、大阪の方々は芸事全てに熱い声援を送ってくださいます。目も肥えていて、ここで認めてもらって初めて胸を張って関東に帰れる。うちのおやじの時代からそうでしたが、“役者を育ててくれる”お客さまなんです。今回の公演は、10月に東京でも行います。“大阪でウケないと、東京でもウケない”と、一層気合が入ります」

◆こんな時代だからこそ“義理人情”を届けたい

 今や梅沢さんは、テレビで見ない日はないほどの人気ぶり。多彩な活躍を続ける中で“本業”の芝居にも妥協なく、精力的に舞台を重ねる。一貫してこだわってきたテーマは、「義理と人情」である。
 
 「義理人情を忘れたら、世の中がダメになりますから。困っている人がいれば助けたい。何かあれば応援したい。すると、それが自分に返ってくる。今の時代、そういうところが薄れてきていますが……。“今更、義理人情なんて”と言われても、私は死ぬまで、この芝居を続けていきたいと思っています」
 先行きの見えない社会にあって、梅沢さんの舞台から“元気”や“希望”をもらったという声は数多い。
 
 最後に、今回の公演に懸ける思いを聞いた。
 
 「コロナ禍を経て、皆さまに劇場に足を運び、芝居を楽しんでいただけるありがたさを痛感しました。今年も年明けから大変な出来事や暗いニュースが絶えません。でも、悪いことばかりは続きません。ぜひ新歌舞伎座にいらっしゃって、ちょっと浮世を忘れ、心を軽くしていただけたら。皆さまに喜んでいただけるよう、精いっぱい努めます」
 
 【記事】平山美也子

◆公演情報

 【日時・会場】8月18日(日)~30日(金)12時開演 大阪・新歌舞伎座 ※21日(水)、24日(土)、27日(火)は11時/16時開演。22日(木)、23日(金)は貸し切りのみ。
 
【料金】1階席1万1000円、2階席6000円、3階席3500円、特別席1万2000円(税込み)
 
【問い合わせ】新歌舞伎座テレホン予約センター 06(7730)2222
 
公演の公式ホームページはこちら
 
※同公演は、10月に東京・明治座でも開催予定。

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