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〈インタビュー〉 杉野遥亮主演「マウンテンドクター」 2024年7月11日

  • フジテレビ系 月曜 午後10時

 杉野遥亮さんが主演を務める、フジテレビ系連続ドラマ「マウンテンドクター」(月曜、後10・0=カンテレ制作)が7月8日にスタートした。同作は“山岳医療”にスポットを当てたオリジナル作品で、自然豊かな山岳地帯を舞台に送る新たな医療ドラマだ。役衣装に身を包んだ杉野さんに、作品の見どころなどを聞いた。

◆明日を生きる活力にしてほしい

 昨年の「ばらかもん」に続き、ゴールデンプライム帯(後7・0~11・0)では2度目の“連ドラ”主演となる本作。山岳医療チームの一員として救命活動に励む中で、成長していく医師・宮本歩を演じる。

 「最初に脚本を読んだ時は、率直に“大変そうだな”と思いました。山岳医療というものをどうお伝えすれば、身近に感じてもらえるのか。常に視聴者の視点に立って、より良い伝え方を考えています」

 物語の舞台は、北アルプスの麓にある長野県松本市。撮影現場まで5時間かけて登山するなど、リアリティーを追求した映像には目を引かれる。

 「山に登った後、曇り空から晴れ間がのぞいた10分間で、一気に撮影したこともありました。みんな集中してスムーズに撮影できたので、“普段の撮影でも同じようにできればいいのに”と思いました(笑)」

 今作で杉野さんの脇を固めるのは、大森南朋さん、岡崎紗絵さん、宮澤エマさん、檀れいさんら多彩な俳優陣。NHK大河ドラマ「どうする家康」で共演経験のある大森さんに対しては「話を聞いてくださいますし、懐が深くて、とても頼りにしています」と話す。

 また、これまでの俳優人生を振り返り、「共演する俳優の魅力にばかり目がいき、全てをまねしたくなる時もありました。でも、最近ようやく“俺もすてきだし”と思えるようになりました(笑)。多様な人がいて、初めて良い作品ができるわけですから」と述べた。

 第1話では、山で倒れた男性が体にペースメーカーを埋め込まれ、「登山」という生きがいを失ってしまう。手術を担当した江森(大森)に対し、歩は「目標をなくして生きられるほど、人は強くない」と訴え、男性が再び登山できるようにリハビリ方法を模索する様子が描かれた。

 杉野さんにとっての“生きがい”とは何か――。

 「これという特別なものはありませんが、自分の好きなことは追い求めたいですし、何に興味が湧くのかを探るのは楽しいです。もともと自然が好きなので今回の仕事は最高です(笑)」

 人生は、山登りにも例えられる。杉野さんも日々、苦労しながら歩みを進めているようだ。

 「楽しいと思う日もあれば、気分が下がっている日もあって。アップダウンが激しくて疲れることもあります。仕事に困難はつきものですが、俳優の方々と一緒の時間を過ごすことで、たくさんの刺激を受け、自分を磨くことができます。ありがたい環境だと思っています」

 最後に、本作をアピールしてもらった。

 「医療チームの奮闘をはじめ、長野の美しい山々や風景を見てもらい、“明日を生きる活力”“栄養”にしていただきたいと思います。ぜひ、ご覧ください」

制作発表に登壇した出演者たち
制作発表に登壇した出演者たち
◆プロフィル

 すぎの・ようすけ 1995年9月18日生まれ、千葉県出身。2015年、FINEBOYS専属モデルオーディションでグランプリを獲得。17年に映画「キセキ ―あの日のソビト―」で俳優デビュー。以降、「東京リベンジャーズ」シリーズなどに出演。主演する連続ドラマ「W―30 磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」が7月12日(金)から始まる。

【記事】鈴木政己 【写真】工藤正孝

◆第2話(15日放送)あらすじ

 留学先から戻ってきた歩(杉野)は、新たに発足したマウンテン・メディカル・チーム(MMT)の一員として働くことになる。
 7月になり、山小屋での“毎週末の泊まり込み診療”が始まる。初日の担当になった麻酔科医の典子(岡崎)は任務に消極的で、付き添う歩に文句を言いながら山を登る。その翌日、山で滑落事故が起き、歩らの元に負傷者が出たとの連絡が入る。 

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