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〈Seikyo Gift〉 今やっておきたい いのちを守る備え 防災の基本 家族との話し合い 2021年3月7日

危機管理教育研究所 代表 国崎信江さん
連絡手段や取るべき行動を決めておこう

 皆さまにとって「こんなときに災害が起きたら嫌だな」と思うのはいつでしょうか。
 私は家族と離れ離れになっているときです。特に地震は、突然起こります。もし、平日の日中に地震が来たら、家族の無事を確かめるまで生きた心地がしないでしょう。
 そんなときのために、災害時に連絡を取る方法について、家族で話し合っておくことが大切です。
 わが家では、事前に家族で決めた6通りの連絡手段があります。
 一つ目は、NTTの災害用伝言ダイヤル(171)で家族のメッセージを録音、再生して情報共有する方法。二つ目は、家族なら一度は自宅の様子を見に帰ってくるだろうということで、家にメモを残す方法。このとき、メモを残す場所を決めておけば探す手間が省けます。三つ目に、お互いの携帯電話にかける方法。時間がたてばつながることもあるかもしれません。全員の携帯番号を紙に控えておきます。四つ目に、携帯電話会社が提供する災害用伝言板を利用した連絡方法です。五つ目に、地域のコミュニティーFMラジオに安否のリクエストをするという方法。過去に、被災地の地元ラジオ局が安否情報のリクエストを受け付けたことで、お互いの無事を確認できたことから、地元ラジオ局の周波数をメモしています。六つ目は、LINEを利用する方法です。
 この六つの方法のどれかで連絡がつくはずですが、もし、連絡が取れない場合には、連絡することに固執せず、お互いに生きていると信じて今すべきことをしようと話し合っています。
 待ち合わせ場所は、わが家では基本的に自宅ですが、万一の避難場所は○○小学校の校庭の鉄棒の横に毎日午前10時と午後3時に待ち合わせ。20分以上は待たないなどと行き違いや待つ人の負担を減らすために詳細を決めています。
 わが家では、こういった決め事を「国崎家の防災マニュアル」としてA4用紙1枚両面に記載して全員が携帯しています。
 マニュアルには他にも、災害が起きたときの身を守る行動、電気のブレーカーを落とすなど、避難する前に余裕があったらすべきこと、自宅にある災害時に使える物一覧、家族が下敷きになったときに助けを求める人の優先順位などが書かれています。
 もしものときに後悔しないように、皆さまも今夜あたり、ご家族で話し合ってみませんか。
(2020年12月20日付)

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