〈1974―2024 人類の宿命転換への挑戦〉 沖縄から始まった「反戦出版」 2024年6月8日
1974年2月、沖縄・名護会館(当時)の完成を祝う郷土芸能文化祭「山原祭(やんばるまつり)」に出席した池田先生。その後、先生は出演した未来部の友らに、“高校生、中学生の諸君が、戦争を体験した方々がお元気なうちに話を聞いて、その証言を立派な本にして後世に残してはどうだろうか”と提案。未来部の友の聞き取りがまとめられ、76年6月23日、『血に染まるかりゆしの海』が発刊された
1974年、冷戦はデタント(緊張緩和)を迎えていた。ベトナム戦争期にアメリカとソ連がともに軍備拡張を進めたことで経済が圧迫され、対立の激化を避けようとする…
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