〈映画〉　綾瀬はるか　「リボルバー・リリー」完成報告会見

OFF ON ルビ
シェア

メール
CLOSE

〈映画〉　綾瀬はるか　「リボルバー・リリー」完成報告会見 2023年8月10日

8月11日（金・祝）から全国公開
8月11日（金・祝）から全国公開

　映画「リボルバー・リリー」の完成を記念した報告会見が、先月、東京・銀座で行われ、綾瀬はるかをはじめとするキャストらが参加。夏の日差しが照りつける中、出演者がクラシックカーに乗り、街を爽やかに駆け抜ける演出もあった。（記事＝鈴木将大、写真＝木戸口大地）

映画にゆかりのある東京・銀座に降り立った綾瀬はるか

　綾瀬は「去年の今頃にクランクインし、暑さの中、スタッフ、キャストが、全身全霊で挑んだ作品になっています。猛暑を吹き飛ばすくらい、“スカッ”としたアクションになっていますので、ぜひ劇場に見に来てください」とアピールした。

綾瀬

　また、ドレスでのアクションシーンに初挑戦した綾瀬は、「生身で戦っている映像はかっこよさがありますし、映像もすごい迫力になっています」と述べた。

行定勲監督㊧と羽村仁成

　行定勲監督にとって、初の本格アクション作品。ロシアによるウクライナ侵攻の渦中での撮影となったが、本作の見どころについて行定監督は「アクションをどんなふうに見せていくかを常に考えていました。俳優の皆さんがつないでいく人間ドラマの部分は、すごく見応えがあると思います」と語った。
　
　Go！Go！kids/ジャニーズJr.・羽村仁成は、映画初出演について「すごく緊張していましたが、皆さんが本当に優しく話しかけてくださいました。本当に良い経験になりました」と成長した姿を見せた。

長谷川博己㊨とシシドカフカ

　撮影を振り返った長谷川博己は、「ラストシーンはものすごく時間をかけて撮りました。日本映画でぜいたくに時間を使って撮るということはあまり経験のないことだったので、気分が良かったです」とコメント。
　
　シシド・カフカは銃撃シーンに向けて、「ウィンチェスター（M1894　ライフル）は銃弾の装填に“癖”があるので、スムーズにできるようにずっと練習していました」と入念な準備を明かした。

板尾創路㊧とジェシー

　作中で主人公の百合らを追う帝国陸軍大佐・小沢に扮した板尾創路は、その部下を演じたSixTONES・ジェシーについて「カメラの前での立ち方とかに“華”がある。スマートで格好良いですけど、憎たらしく見せるところはさすがでした」と絶賛した。
　
　一方、ジェシーは「（板尾さんは）気さくで優しい方です。殴られるシーンの後も、『大丈夫か』とか、『（演技が）良かったな』と声をかけてくださって」と語った。

清水尋也㊧と古川琴音

　清水尋也は、「特にアクションシーンが多かったので、乗り切れるかなと心配がありました。それでも綾瀬さんが、お芝居でも精神的にも引っ張ってくださいました」と綾瀬への感謝を述べた。
　
　古川琴音は、霧の中での銃撃シーンを振り返り、「本当に人が見えなくて、スタッフさんら全員で息を合わせて。“みんなで作っている”雰囲気が印象に残っています」と明かした。