〈時事解説〉　近くの博物館に足を運ぼう 〈時事解説〉　近くの博物館に足を運ぼう 2023年9月16日

• Z世代の学生記者が選ぶフォトニュース
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記者会見で寄付を呼びかける国立科学博物館の篠田謙一館長（左から2人目）ら＝8月7日、東京・上野

記者会見で寄付を呼びかける国立科学博物館の篠田謙一館長（左から2人目）ら＝8月7日、東京・上野

　日本で最も歴史ある総合科学博物館として、幅広い分野の標本・資料を収集・保管する国立科学博物館（東京都台東区）。このほど、物価高や光熱費の高騰による資金難を乗り越えようとクラウドファンディングをスタート。すでに目標額の1億円を大幅に超える7億円が集まっています。

　一部から“なぜ国が援助しないのか”という声もあったようですが、今回のクラウドファンディングの結果は、多くの人々が博物館や美術館の存在意義を感じている証明となったのではないでしょうか。

　私にとっても、自身の五感を通して博物館や美術館で、作品や標本などと触れ合うたび、作者や生き物と“対話”をしているような感覚になります。それは、日常生活を送っているだけでは得ることができない気づきやアイデアのきっかけとなることがあります。

　私が通う大学には美術館が隣接していますが、案外、足を運ぶ人は多くないように思います。皆さんも、文化の秋を迎えた今、お近くの博物館や美術館を訪れて、自分にとっての存在意義を深めてみてください。（コノハズク）



　●ご感想をお寄せください　youth@seikyo-np.jp

　日本で最も歴史ある総合科学博物館として、幅（はば）広（ひろ）い分野の標本・資料を収（しゅう）集（しゅう）・保管する国立科学博物館（東京都台東区）。このほど、物価高や光熱費の高（こう）騰（とう）による資金難（なん）を乗（の）り越（こ）えようとクラウドファンディングをスタート。すでに目標額の1億円を大（おお）幅（はば）に超（こ）える7億円が集まっています。

　一部から“なぜ国が援（えん）助（じょ）しないのか”という声もあったようですが、今回のクラウドファンディングの結果は、多くの人々が博物館や美術館の存（そん）在（ざい）意義を感じている証明となったのではないでしょうか。

　私にとっても、自身の五感を通して博物館や美術館で、作品や標本などと触（ふ）れ合うたび、作者や生き物と“対話”をしているような感覚になります。それは、日常生活を送っているだけでは得ることができない気づきやアイデアのきっかけとなることがあります。

　私が通う大学には美術館が隣（りん）接（せつ）していますが、案外、足を運ぶ人は多くないように思います。皆（みな）さんも、文化の秋を迎（むか）えた今、お近くの博物館や美術館を訪（おとず）れて、自分にとっての存（そん）在（ざい）意義を深めてみてください。（コノハズク）



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