〈読書〉 月ぬ走いや、馬ぬ走い 2024年9月10日
講談社 1650円
小説は、どこまでも自由な形式だ、と改めて思う。時間も空間も、全てを吞み込む。
本作は冒頭、幼い子どもの夏休みの日記のような、ですます調の文体で始まる。語り…
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