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一家和楽は僕の手で!〈信仰体験・「学生部結成記念日」特集〉 2020年6月30日

  • 諦めない強さを胸に広布に走る

 きょう30日は「学生部結成記念日」。学会家族の温かさに触れ、励ましの尊さを実感しながら、英知と福智のスクラムを広げる学生部の友。ここでは、それぞれの使命の舞台で、「諦めない強さ」と「一歩踏み出す勇気」を胸に成長するメンバーの活躍を紹介します。

 【群馬県高崎市】大学進学を目前に控えた2017年(平成29年)3月。地元の兵庫を離れて、群馬で1人暮らしを始める矢先のことだった。

 「学会に入会してみない?」。近所の創価学会員の婦人に切り出され、塚本大介さん(21)=学生部部長=は「今は別にいいです」と断った。婦人は「今こそ信心する時だと思うの。また来るね」と言って帰っていった。

 ――父・克巳さん(55)=壮年部員=が、家族で唯一の学会員だった。小学生の頃、何度か座談会に参加したことはあったが、中学生になると、それもなくなった。

 “とっさに断ったけど……”。真剣に語る婦人の顔が忘れられない。

 婦人は、塚本さん家族をいつも気に掛けてくれた。道で会えば「大ちゃーん。最近元気にしてる?」と、いつも大きな声で話し掛けてくれる“優しい近所のおばちゃん”だった。一言二言、交わすだけの短いやりとりでも、向けられる笑顔がうれしかった。思えば、座談会で会う人たちは、みんな心からの笑顔で歓迎してくれた。

 “信仰のことは分からない。でも、あの笑顔が創価学会の世界なんだ”
 1週間後、今度は「やります」と即答した。

 親元を初めて離れての新生活。すぐに地域の学生部の先輩や、地区部長、地区婦人部長夫妻が訪ねて来てくれた。おかげで不安は消えていった。

 大学2年になると、学生部の人材グループ「誓城会」の一員に。東京の総本部に通い、同世代のメンバーと信心を学び合う時間は新鮮で、充実していた。

 任務に就いていると、そろって学会本部を訪れる家族をよく見掛けた。そのたびに“僕も家族みんなで信心してみたい”という気持ちが募っていく。

 先輩に相談すると、「挑戦してみようよ。みんなで祈るよ!」と背中を押してくれた。“一人じゃない”と思うと勇気が湧いた。

 果たして家族への折伏は簡単ではなかった。決意して帰省するも、話すタイミングを何度も逃した。意を決して弟を呼び出したのに、沈黙ばかりが二人の間で流れていったことも。

 それでも弟の気持ちは、塚本さんの成長した姿や近所の学会員の真心に触れる中で、確実に変わっていった。2018年に弟・涼さん(20)=男子部員=が入会した。

 母や妹は、「自分で決めたことなら」と認めてくれた。だが、「私たちはいいよ」と笑ってくぎを刺されると、それ以上は踏み込めなかった。

 それから2年――。今年の初めに学生部で「二月闘争」の歴史を学んだ。戸田先生の誕生月を、勝利の報告で祝福しようと戦う池田先生の姿に胸が熱くなった。その勢いのまま、大切にしていた、学生部指導集『先駆の誇り』を読み返す。

 「世界のどこかに、君にしかできない使命が、君の来る日を待っている。指折り数えて待っている。待たれている君は、あなたは生きなければ! めぐりあう、その日のために!」

 自分にしかできない使命。“絶対に家族全員で信心するんだ!”。心のベクトルが定まった時、迷いも臆病の心も消えていた。

 母と妹にもう一度、真剣な思いで語り抜いた。父も「みんなで一緒にやろう」と言ってくれた。

 今年の2月11日、母・有紀さん(51)=婦人部員=と妹・奈々さん(18)=女子部員=がそろって入会。家族で初めて会館で勤行・唱題をした時、込み上げる思いが、涙となってあふれた。横を見ると、母も泣いていた。

塚本さん家族(左から父・克巳さん、塚本さん、弟・涼さん、妹・奈々さん、母・有紀さん)
塚本さん家族(左から父・克巳さん、塚本さん、弟・涼さん、妹・奈々さん、母・有紀さん)

 それからは、題目を唱え聖教新聞を読むという何気ない日常が、何倍もうれしいものになった。

 地元学生部では部長として、決して人数の多い地域ではないが、「創価家族としてつながっていきたいんです。みんなが僕にそうしてくれたように」と、日々励ましを送る。

 現在、就職活動中。コロナ禍で思うようにいかないことも多いが、「信心して、家族と本気で向き合えました。かけがえのない仲間もできた。学生部での日々が、僕に諦めない強さをくれました」と前を向く。

 家族で歩み始めた新たな道。その一歩一歩を踏みしめながら広布に走る。

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