〈池田先生のご功績〉③　人間主義を語り平和へ行動 〈池田先生のご功績〉③　人間主義を語り平和へ行動 2023年11月19日

　「やろう！　人類の平和のために、世界に対話の旋風を巻き起こそう。仏法の人間主義の哲学をもって、世界を結ばねばならない」
　
　池田先生は第3代会長に就任以来、世界を駆け巡り、平和を願う「良き市民」の連帯を育んできた。そして「対話の力こそが、時代を開く平和力となる」との信念で、20世紀を代表する歴史学者トインビー博士をはじめ、中国の周恩来総理、ソ連のゴルバチョフ大統領、南アフリカのマンデラ大統領ら国家指導者、学者、文化人らと語らいを重ねてきた。

　「やろう！　人類の平和のために、世界に対話の旋（せん）風（ぷう）を巻（ま）き起（お）こそう。仏法の人間主義の哲学（てつがく）をもって、世界を結（むす）ばねばならない」
　
　池田先生は第3代会長に就任（しゅうにん）以来、世界を駆（か）け巡（めぐ）り、平和を願う「良き市民」の連帯を育（はぐく）んできた。そして「対話の力（ちから）こそが、時代を開（ひら）く平和力（りょく）となる」との信念で、20世紀を代表する歴史学者トインビー博士をはじめ、中国の周（しゅう）恩（おん）来（らい）総理、ソ連のゴルバチョフ大統領、南アフリカのマンデラ大統領ら国家指（し）導（どう）者（しゃ）、学者、文化人らと語らいを重（かさ）ねてきた。

世界最高峰のアメリカ・ハーバード大学の要請を受け、「21世紀文明と大乗仏教」と題し、2度目の講演を行う池田先生（1993年9月）

世界最高峰のアメリカ・ハーバード大学の要請を受け、「21世紀文明と大乗仏教」と題し、2度目の講演を行う池田先生（1993年9月）

　後世のためにと編んできた識者との対談集は約80点を数え、アメリカのハーバード大学など海外の大学・学術機関等での講演は32回に及ぶ。
　
　また、民間人の立場で世界とアジアに平和の橋を架けようと、1968年（昭和43年）に「日中国交正常化提言」を発表して両国の早期国交回復を呼びかけたほか、東西冷戦下の74、75年には、中国、ソ連、アメリカを相次いで訪問。各国の指導者と緊張打開に向けた対話を交わした。

　後世のためにと編（あ）んできた識（しき）者（しゃ）との対談集は約80点を数え、アメリカのハーバード大学など海外の大学・学術機関等での講演は32回に及（およ）ぶ。
　
　また、民間人の立場で世界とアジアに平和の橋を架（か）けようと、1968年（昭和43年）に「日中国（こっ）交（こう）正常化提言」を発表して両国の早（そう）期（き）国交回復を呼（よ）びかけたほか、東西冷戦下の74、75年には、中国、ソ連、アメリカを相（あい）次（つ）いで訪問。各国の指導者と緊（きん）張（ちょう）打（だ）開（かい）に向けた対話を交（か）わした。

第11回学生部総会で、池田先生が日中国交正常化提言を発表（1968年9月、東京・日大講堂で）

第11回学生部総会で、池田先生が日中国交正常化提言を発表（1968年9月、東京・日大講堂で）

　恩師の「原水爆禁止宣言」の精神を宣揚するべく、83年（同58年）から40回にわたる1・26「SGIの日」記念提言をはじめ、各種提言を発表。“人類の議会”である国連の活動を一貫して支え、核兵器廃絶、文明の衝突、気候危機の回避のために希望の哲学を発信し続けてきた。
　
　さらに戸田記念国際平和研究所、東洋哲学研究所、アメリカの池田国際対話センター、ブラジルの「創価研究所――アマゾン環境研究センター」などを設立し、学術研究の点からも平和創造の潮流を後押ししてきた。
　
　この世から「悲惨」の二字をなくしたい――戸田先生から池田先生へと託された誓願の炎は今、世界の池田門下に受け継がれる。

　恩師の「原水爆禁止宣言」の精神を宣揚（せんよう）するべく、83年（同58年）から40回にわたる1・26「SGIの日」記念提言をはじめ、各種提言を発表。“人類の議会”である国連の活動を一貫（いっかん）して支（ささ）え、核（かく）兵（へい）器（き）廃絶（はいぜつ）、文明の衝突（しょうとつ）、気（き）候（こう）危（き）機（き）の回（かい）避（ひ）のために希望の哲学を発信し続けてきた。
　
　さらに戸田記念国際平和研究所、東洋哲学研究所、アメリカの池田国際対話センター、ブラジルの「創価研究所――アマゾン環境研究センター」などを設（せつ）立（りつ）し、学術研究の点からも平和創造（そうぞう）の潮流（ちょうりゅう）を後（あと）押（お）ししてきた。
　
　この世から「悲（ひ）惨（さん）」の二字をなくしたい――戸田先生から池田先生へと託（たく）された誓願（せいがん）の炎（ほのお）は今、世界の池田門下に受（う）け継（つ）がれる。