〈ドラマ〉　永瀬廉主演「東京タワー」

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〈ドラマ〉　永瀬廉主演「東京タワー」 2024年5月23日

テレビ朝日系　土曜　午後11時
テレビ朝日系　土曜　午後11時

　King＆Princeの永瀬廉が恋愛ドラマで初主演を務めている、テレビ朝日系の連続ドラマ「東京タワー」（土曜、後11・0）が物語の中盤を迎えた。過日、東京タワーを望む都内の会場で制作発表会見が開かれ、永瀬をはじめ、共演の板谷由夏、Travis　Japanの松田元太、MEGUMIが出席し、作品に込めた思いなどを語った。

　本作は、直木賞作家・江國香織の同名小説をドラマ化。医学生・小島透（永瀬）と、その友人の大原耕二（松田）が、それぞれ20歳以上年の離れた建築家・浅野詩史（板谷）と、主婦の川野喜美子（MEGUMI）との恋に落ちていく様子を描く。

永瀬廉

　永瀬「初めての経験ばかりで刺激を受けています。撮影を重ねていくたび、物語と同様に板谷さんとの心の距離がどんどん近くなっていくような感覚もあり、透と共に生きている感じがします」
　
　登場人物たちの心の機微を、現代の東京の“最旬スポット”での撮影を通し、描き出している今作。中でも、工夫を凝らした「東京タワー」の演出には目を見張る。さまざまな“顔”を見せる東京タワーにも注目したい。
　
　板谷「東京タワーが私たちの心情を映し出しているようなシーンもあり、そうしたところにも思いを寄せてもらえたら。東京タワーが“もう一人の主役”な気がします」

板谷由夏

　原作の小説は、過去にもドラマ化や映画化がされている。キャスト陣は、今作ならではの魅力を伝えたいと語る。
　
　MEGUMI「ドラマというのは、その時代を象徴するような存在だと思います。今回、私たちが演じる女性のキャラクターは、禁断の恋の受け止め方やプロセスが過去の作品とは少し違う形で描かれています。これまでの作品をご覧になった方にも、今の時代の描き方だなと思っていただけたら」