- ルビ
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 3月25日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2023年3月25日
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が3月25日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
3月25日放送 〈File.78 宮城県東松島市/中村綾杜さん〉

被災地を「夢を語る場所」に
中村綾杜さんは小学5年生、11歳の時に学校で被災。大きな揺れを感じて、とっさに机の下に避難したが、床に手をついていても体を支えきれないほどの地震だった。
東松島市は沿岸部にあるため、津波の被害が大きく、自宅も床上まで浸水した。震災発生の翌日には帰宅できたが、停電で夜間は作業できず、日が昇れば片付け、日が沈めば終了という日が続いた。さらに、断水もしていたため、作業の汚れを落とすこともままならない状況だった。
震災直後から復興のためのボランティアに参加。今、自分にできることは何かを考え、「写真で伝える被災地」という活動を開始した。写真で「今しか残せない被災地」を記録し、語り部として「今伝えるべき被災地」を発信し続けた。
現在は、地元にレンタルスペースを開設。人々が集まり、夢を語り、何かを始めるきっかけの場所にしていきたいと語る。
そんな中村さんの「今」と「10年後の目標」とは?

BS-TBSの番組紹介ページ
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