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〈ドラマ〉 川口春奈主演「9ボーダー」 2024年4月18日

  • TBS系 金曜 午後10時

 “幸せになりたい!”――そんな誰もが抱く願いを実現しようと奮闘する、3姉妹の姿を描くTBS系の連続ドラマ「9ボーダー」(金曜、後10・0)。4月19日からのスタートを前に会見が行われ、主演の川口春奈と共に、共演の木南晴夏、畑芽育、松下洸平、井之脇海、木戸大聖が登壇。同作の魅力や撮影のエピソードについて語った。

 
◆ポジティブに見ていただけるヒューマンラブストーリーです

 川口「大庭家の3姉妹の次女・七苗を演じさせていただきます。しっかり者で、せっせと家のことをやりながら、仕事もよくできるという役柄です」
 
「9ボーダー」とは、19歳、29歳、39歳など、年齢の大きな境目を迎える前のラストイヤーのこと。作中では、七苗が20代、七苗の姉・六月(木南)が30代、七苗の妹・八海(畑)が10代の最後の年を迎えており、それぞれが結婚、夫との復縁、就職などの課題に向き合っていく。
 
川口「3姉妹が、さまざまな悩みに直面し、“どうしようかな”とモヤモヤし、焦りながら、自分の人生を模索し、前に進んでいくお話です。金曜日の夜に、ポジティブに見ていただけるようなヒューマンラブストーリーになっています」
 
ドラマの見どころの一つは、3姉妹の会話。役柄の年齢と、川口は同じ、木南と畑は近いとあって、等身大の彼女たちがどのような会話劇を繰り広げていくのか楽しみだ。3人は、プライベートでも仲がいいようだ。

主人公・大庭七苗を演じる川口春奈
主人公・大庭七苗を演じる川口春奈

 川口「せりふでも、たくさんしゃべっているのですが、気付いたら(次の撮影までの)待ち時間でも3人で話しています(笑)。ドラマとは関係のない話題も、3人のLINEグループで共有しています」
 
そのやり取りから、撮影現場での和気あいあいとした雰囲気が伝わってくる。
 
会見では、畑と木戸が川口のことを「姉御肌」と表現。一緒に食事をしたり、冗談を交えて話しかけたりしてくれるというエピソードを明かし、川口は「不器用ながらも、(共演者たちに)近づきたくてやっております」と返す場面も見られた。

 同ドラマを手がける新井順子プロデューサーは、今作を「5年越しに実現した企画」と述べる。「アンナチュラル」(2018年)、「最愛」(21年)、「下剋上球児」(23年)など数々の話題作を生み出してきた彼女の意欲作に、期待は高まる。
 
川口「映像もきれいですし、セットや衣装もかわいくて、見どころがたくさんあります。皆さんにこの作品を見て楽しんでいただき、明るい気持ちになってもらえたらと思います」
 
 

◆プロフィル

 かわぐち・はるな 1995年2月10日生まれ、長崎県出身。2007年、モデルとして活動を開始し、09年にドラマデビュー。その後は、映画、CM、バラエティーなど、ジャンルを問わず活躍している。主な出演作はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(20年)、「着飾る恋には理由があって」(21年)、映画「一週間フレンズ。」(17年)など。

 
◆コメント 木南晴夏
七苗の姉・成澤六月を演じる木南晴夏
七苗の姉・成澤六月を演じる木南晴夏

 長女・六月を演じさせていただきます。10歳ずつ歳の差がある姉妹はなかなか珍しいと思いますが、(共演の川口、畑と3人で)“姉妹感”を出していけたらいいなと思っています。そして六月には、本当に想像しがたい展開があるので、頑張って演じていきたいと思います。

 
◆コメント 畑芽育
七苗の妹・大庭八海を演じる畑芽育
七苗の妹・大庭八海を演じる畑芽育

 最高のスタッフの皆さん、そして尊敬する川口さんや木南さんと共に、かわいらしく温かい作品をお届けできることが楽しみです。
 19歳の時、私自身も人生の岐路に立ってすごく悩みました。その頃の自分を思い返しながら、大切に八海を演じさせていただきます。

【記事・写真】宮本光二

 
◆第1話(4月19日放送)あらすじ

 飲食業のプロデュース会社で働く七苗(川口)は、最年少でブランド戦略部の副部長に抜てきされる。しかし、キャリアアップによって雑務が増え、大好きだったクリエーティブな仕事からは遠ざかってしまう。
 ある日、実家で銭湯を営む父親が突然失踪する。それを機に、七苗は、夫・邦夫(山中聡)と別居生活を送る姉・六月(木南)と、浪人生という名目で実家に居座る妹・八海(畑)と顔を合わせ、父親の行き先に思いを巡らせる。      

 
 公式ホームページはこちら
 https://www.tbs.co.jp/9border_tbs/

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高知県出身。IT企業勤務を経て独立。エンタメから古典文学まで評論や解説を幅広く手がける。新刊『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)発売中。

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